今回はSEGAが誇る人気ビデオゲーム「龍が如く」をまだやってない方に向けた「龍が如くシリーズの概要」と「龍が如くシリーズ過去作おすすめプレイ順番」をまとめてみました。プレイを検討中の方は参考程度にお読みください。
龍が如くはナンバリングとスピンオフ作品は全てオンタイムでプレイ済です。プレイをした上でおすすめの順番についてまとめています。
龍が如くとは
2005年PS2で発売された「龍が如く」から始まるSEGAの大人気オープンワールド型アクッションRPGです。主人公は「桐生一馬」。かつて「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道です。彼が所属する「東城会」をメインに各派閥との抗争や人間模様を描いた作品になります。シリーズ化されて19年以上経っていますが、未だに続編がリリースされています。
シリアスなストーリー展開
桐生一馬を中心に極道の世界を描くため、基本的には「シリアスなストーリー」展開になります。人の生き死にや抗争などドラマのような展開が待ち受けています。組織の対立や裏切りなど、大人でも思わず没入してしまう魅力がこのシリーズにはあると思います。そんな中で強い信念と圧倒的な武力で渡り歩く桐生一馬の姿に「男気」を感じてしまうのです。
ミニゲームとサブクエストが豊富
メインストーリーがシリアスな展開になりますが、サブクエストはコミカルな内容が多いです。怪しい宗教に潜入したりテレビのプロデューサーをやらされたりと様々な桐生さんを楽しむことが出来ます。またミニゲームが多いのもシリーズ通して人気が高いです。「キャバクラ」や「麻雀」などの大人の遊びや「カラオケ」などのリズムゲームがあります。気が付くと時間が溶けていきます。
芸能人の声と顔(フェイスキャプチャー)の出演
龍が如く4から実際の俳優さんがフェイスキャプチャーで顔と声そのままで出演するようになりました。かなり再現度が高く、今では醍醐味の1つになっています。自分が圧倒的にクオリティが高くてハマり役だと思ったのは「龍が如く6」の「北野武」さんと「宮迫博之」さんです。両キャラともご本人のイメージがしっくり来て、役柄もめちゃくちゃいいんです。(ストーリーは賛否わかれますが)
上記で紹介した宮迫さんと、同タイトルで出演した藤原竜也さんは特殊な出演経験を持ちます。お二人とも3で声の出演をし、6で顔と声で出演をしました。どちらも全くの別人として登場しています。
チョイ役でモブキャラを演じている方々もいます。探してみても面白いと思います。(元Bコースのハブさんや、鬼越トマホークの二人など)
ある程度の自由度
基本的にはオープンワールドでメインクエストをこなす形式を取ってはいますが、章ごとに物語が展開します。そのため最初は行動制限が多めです。概ね14章構成で終盤の10章を超えると自由に行動が出来るのもシリーズ通しての特徴です。他の海外作品と比べるとフィールドはそこまで広くないですが、各都市のモデルになった箇所の再現性はかなりリアルに作り込まれています。これがライト層にも受け入れられた要素の1つかもしれません。
おすすめプレイ順番と時系列
- 龍が如く極み1
- 龍が如く0
- 龍が如く極み2
- 龍が如く3~7
- 龍が如く7外伝
- 龍が如く8
この順番が一番「龍が如く」に対する理解度が深まると思います。ここで議論になるのは「0」(龍が如く1以前のストーリー)のプレイ順です。「龍が如く極みと0どっちを先にやる?」といった問題になりますが、単純な話、「0のエンディングで1のネタバレ」がありますので、素直に「極み1」からプレイをおすすめします。さらに言えば「極み2」には「0」のネタバレがあるので上記順番がベストだと考えます。時系列は「0」が一番始めにはなりますが。
最新作含めてナンバリングの面白い順をランキングにしてみました。
正直言うと「全部やったほうがいい」です。時系列で言うと0からが本来の順番ですが、内容解釈とネタバレ回避は↑の順番がおすすめです
龍が如く8をプレイする前に過去作をやってない場合
自分としては最低でも「6、7、7外伝」だけはやっていて欲しいなと思います。「6」は「桐生一馬」の集大成(ストーリーについては賛否わかれます)になり、「7」は直前ナンバリングであり「春日一番」とその仲間たちの出会いが描写されていますので必須だと思います。7外伝は7と8の繋がりの期間を描いた作品ですので理解度が深まるので必ずやって欲しい作品です。
龍が如くで最もおすすめなタイトルは「0」だったりします。余裕があれば必ずプレイしていただきたい名作です。
龍が如く7外伝はシリーズファンなら泣ける
「7外伝は、絶対やっておいたほうがいい」です。これをやってるのとやってないのとだと、8への理解度と楽しみがだいぶ減ります。7外伝は「6と7の間」を描いた作品であり「桐生一馬が春日一番と合流するきっかけと理由」をより深く理解することが出来ます。また外伝なのにシリーズ屈指の感動演出があるので、個人的にはかなりおすすめです。
外伝はめちゃくちゃ泣けるんですが…3をやってないと感動が薄れる可能性があります。(それでも泣けるかも)
「極みシリーズ」とは
龍が如く1、2の完全リメイク版を「極みシリーズ」と呼びます。これはPS2で発売された両タイトルを新たなシステム、グラフィックで再構築した「フルリメイク」作品になります。(個人的にはその後発売された「龍が如く維新極」は極みじゃないと思っている派です)過去作を触れるのであれば是非とも極みシリーズでプレイをしてください。switch版でも極み1が遊べます!
以後3~5は「リマスター」として次世代機版がリリースされています。ヌルヌル動きますが、細かい修正以外は基本当時のままです
XBOXのGamePassだと過去作がほぼ全て遊べる
ちなみにXBOXは全てのナンバリングタイトルがプレイ可能になっています。さらに2024年9月19日現在では「Game Pass」の対象タイトルに「極み1、2、3、4、5、0、6、7、7外伝」が入ってますので、少ない費用で最新作8以外のナンバリングタイトルは全てプレイが可能です。(7外伝は2024年11月15日で配信終了)
※PS3でPS1,2のフルHDリマスター版はありますが、あくまでリマスターになります。気になったらプレイするのもありです。(ただしPS3が必要)
「極み2」の「狭山薫」が変わりすぎている【賛否あり】
大阪府警の「狭山薫」オリジナル版とはだいぶ顔と声が変わっています。【龍が如く極み2の狭山】
かなり顔が変わっていることがわかります。【龍が如く3の冒頭の狭山】
旧作ファンからすれば「極み2はキャスト含め変更点が多い」(PS2当時は芸能人が声のみで出演、極み2の場合は声と顔が別の俳優さんにより出演)ことで賛否がわかれることがありました。特に議論の対象になっているのがヒロインキャラの「狭山薫」。彼女の声と顔が違うと批判されてしまいました。(自分は極み2の白竜さんのほうが違和感マシマシでしたが)
自分は極み2の狭山をすんなり受け入れた派でした。ちなみに続編で登場する彼女のベースは極み2ベースになっています。
シリーズはナンバリング以外にも多数ある
龍が如くに登場したキャラクターが多数出演する「龍が如く見参」「龍が如く維新」これらはそれぞれ「宮本武蔵」「坂本龍馬」を題材とした時代劇作品をアレンジしたものになります。史実とは違う解釈の作品ですが、ストーリーも非常に魅力があるものなので幅広く受け入れられている良作になります。
「見参」はリマスター・リメイクされていませんので、プレイ環境を整えるのが難しいです。「維新」についてはPS4で出て、後に「極み」としてリリースされましたが…個人的には「極み」ではなく、単純に制作エンジンが違うだけと思っています。(キャストは大幅に変更されましたが…)また「龍が如く版バイオハザード」と言われる「龍が如くOF THE END」は、時を経て注目が集まった作品ですが、当時は否定的な意見が多かった印象です。
上記3作品は「アナザーストーリー」的な要素を含んでおり本編との関連性は低いです。
キムタクが無双する「JUDGE EYES」も龍が如くシリーズ
「キムタクが如く」と言われた「ジャッジアイズ」と、その続編の「ロストジャッジメント」はアクションRPGスタイルの龍が如くの正当な後継作品だと思います。主人公は木村拓哉さんが演じており、探偵として神室町で生活をしています。まだ2作品しか出ていませんが、非常に完成度が高く、アクションRPGの系統を引き継いでいます。またストーリーも良くできているので、人によってはこっちのほうが好きっていう方もいると思います。
個人的には、「ジャッジアイズ」はかなりおすすめな作品になっています。
番外編:実写化作品もある
龍が如くは2024年10月よりAmazonプライムで実写ドラマが開始されますが、それ以前にも実写化されています。海外でのドラマ化もありますが、個人的には黒歴史としている「劇場版:龍が如く」もあります。豪華俳優陣で龍が如く1を映画化していますが…映画もドラマも詳しくは記事にまとめましたので、興味がある方はお読みください。
まとめ
今回は龍が如くシリーズの概要とプレイ順番について記事にしました。
思い入れがある作品だからこそやってもらいたいのですが…ゲームは時間泥棒になりますので、プレイは計画的にやることをおすすめします。次回以降で最新作の補填情報などをまとめられたらなあと思いますので、その時もまたご覧いただければありがたいです。
以上、龍が如くシリーズ、過去作プレイ順番のおすすめと概要についてでした。
コメント