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龍が如く:真島吾朗という男②「若頭補佐から東城会解散まで」【ネタバレありキャラクター解説】

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今回は龍が如くに登場する人気キャラクター「真島吾朗」について関連作品を通した彼の半生に触れたいと思います。今回はその第二弾として「真島組組長」から「」に変貌するまでをネタバレありで解説したいと思います。前回の記事は下記から読めますのでこちらも合わせてご覧ください。

キャラクター解説になりますのでゲーム本編のネタバレが多数あります。作品をこれから楽しみたい方はご了承の上お読みください。龍が如く8外伝の真島吾朗の予習用としてご活用ください。

目次

「真島組組長」若頭補佐時代【龍が如く3】

ビルで戦う前の真島

2007年1月頃、当時42歳の時点で真島は真島建設を継続していました。そこに堅気になった桐生一馬が現れ、現東城会六代目の堂島大吾の支えになって欲しいと依頼されます。喧嘩で負けた真島は正式に東城会に復帰をします。若頭補佐と言う幹部として直系の「真島組」の組長として大吾を支えるポジションにつきます。

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ちなみに復帰後の事務所は神室町ヒルズの建設現場のままです。賽の河原の情報ベースも健在です。

2009年:沖縄リゾート計画での活躍

組長の真島

2009年3月、当時44歳の真島は沖縄リゾート計画の利権を獲得します。しかしこれは堅気の桐生の経営している養護施設の土地問題や米軍基地拡大が絡むものです。この話を持ってきた男は東城会の幹部の浜崎。彼はリゾート計画で手に入る利権を元に神室町を占領し、東城会七代目を狙っていました。それを阻止するために真島は表向きは協力をしています。

トラックで突っ込んだ真島

国会議事堂でセキュリティポリスをダンプで突っ込んで助けるなど、龍が如く3ではだいぶキーマンらしい動きをしてくれます。本来なら好敵手である桐生に留まって欲しい気持ちがありながらも、沖縄で平穏に暮らしたい桐生を助けるあたりかなり男気を感じます。

「真島組組長」舎弟頭時代【龍が如く4~5】

直系真島

2010年3月、当時45歳の真島は組織の若返りを目指し、自らの立場を若頭補佐から舎弟頭に降格させます。そして以前の記事にも書きましたが、かつての兄弟分である冴島大河と再会を果たすのもこの時期です。東城会は無事に六代目を堂島大吾が務めますが大きな事件に巻き込まれていきます。

冴島大河との再会【龍が如く4】

死闘後の真島

冴島の妹であるリリを助けるために奔走する中、冴島大河本人と再会を果たします。バッティングセンターで決闘を行い、その後上野誠和会の襲撃に参加できなかったことを話すことが出来ました。また龍が如く4でこの事件の真相がはっきりと解明されます。冴島大河とリリ(靖子)の25年に渡る壮絶な物語は余談ですが、かなり辛く、悲しい物語です。

逮捕と冴島組の立ち上げ

逮捕される真島

一連の黒幕だった警視庁副総監の宗像と堂島大吾の取引(ほぼ一方的な圧力)によって真島は逮捕されてしまいます。しかし事件終結後には解放され、冴島大河の組の襲名式に顔を連ねます。この時から堂島大吾を支える二枚看板として冴島大河と気協力し合う関係性になります。

DRO

作中では大吾にはめられたと桐生にその後を託しますが、和解はその後されている様子でした。

真島吾朗死亡報道【龍が如く5】

新聞真島

46歳になった真島は近江連合との全面戦争を回避するために盃交渉を行うために北海道に出向きます。そんなさなか、「真島吾郎死亡」というニュースが大々的に流れてしまいます。これは自主をして獄中にいた冴島と、福岡にいた桐生をおびき寄せるために作為的に出されたデマ報道でした。当の本人はその黒幕の近江連合会長「黒澤」一派に捕まり捕虜とされてしまいます。

真島吾朗は結婚していた

朴と真島と勝矢

20年前ほど前、実は真島吾朗は結婚をしていました。時系列で言うと1992年なので龍が如く0~1の間の期間になります。相手は澤村遥が所属する芸能プロダクションの社長「朴美麗」。かつて自信も東京のアイドルをしている時に真島と出会い結婚をしています。彼らの間には子供が出来たのですが…アイドル活動に専念したい朴によって勝手に中絶させられてしまいます。それに激昂し、彼女の夢の妨げにならないよう真島は彼女の下を去ります。

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彼女の横柄な態度や独断の中絶行為など、かなり賛否がわかれるキャラクターでもあります。そもそも真島と結婚していた設定自体に疑問を投げるユーザーも多いです。

後に彼女は真島と、旧知の友人である近江連合の勝矢の「近江連合の一連の糸を引く人物を炙り出す計画」に巻き込まれ亡くなってしまいます。作為的ではないにせよ結果的には命を落とすことになりますが、これまでの自分の行いや、愛した男である真島を救うために彼女はあえて危険な状況でも逃げ出さずに受け入れたとされています。

澤村遥を救うために冴島と戦う

死闘中の真島

真島は黒澤に監禁された状態で冴島と再会させられます。彼は日本ドームでコンサートをしている澤村遥を守るために本意ではない死闘を冴島とさせられてしまいます。これは桐生が最も大切にするもの=遥を守るための彼の信念的な行動でもあります。結果的には決着前に駆け付けた勝矢たちに助けられます。

「東城会解散」まで【龍が如く6~8】

東城会本部に復帰する三人

ここからは極端に出番が少なくなってしまいます。かなり脇役に近い扱いになってしまいますので、彼の性質を図るエピソードが極端に少ないです。黒澤一派の抗争以降、完全に裏方に回ります。そして東城会や近江連合などの極道の世界にも大きな変化が起きていきます。

2016年:祭汪会の抗争の罪で逮捕【龍が如く6】

復帰する真島

56歳になった真島は神室町の亜細亜街での火災から始まる「祭汪会」との抗争の罪で堂島大吾とともに逮捕されます。これは一般人にも被害が出た事態を重く見た警察の判断だったようです。後に解放され、再び東城会に復帰されることになるのですが、ほとんど出番がなく、どちらかというと組織の罪をかぶる役回りが多くなりました。

2019年:東城会、近江連合同時解散に立ち会う【龍が如く7】

立ち向かう真島

2017年の「新宿3K」作戦により極道組織の徹底排除が強行されてしまいます。それに対して、堂島大吾と近江連合会長の渡瀬によって同時解散宣言が計画されます。しかし渡瀬の逮捕があったため解散実行はその2年後、2019年の渡瀬の出所祝いの席で行われることになりました。その席に真島は出席し、荒れる近江連合の組員を鎮静化させます。その後、大吾たちと路頭に迷った極道の受け皿を作るために警備会社を蒼天掘で開業します。

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ここからは春日一番にとっての「レジェンド」枠としてモブ扱いされるようになります。正直ここが自分の唯一の不満です。

2023年:警備会社倒産、漁村で生活

漁村の真島

59歳になった真島は、警備会社にいたものの、動画配信番組の「多々良チャンネル」でマスコミへのコネを回していた事実を暴露され、内部、外部からの混乱や圧力によって倒産してしまいます。以後、東城会のレジェンドたち(堂島大吾、冴島大河、真島吾朗)は人里離れた漁村で身を潜めます。癌を患った桐生の言葉により、正気を戻し、桐生の戦いに参戦しますが…事実上一般人になってしまいました。

極道組織が崩壊する世界線

龍が如くの歴史的には2023年時点で東西の巨大組織の「東城会」と「近江連合」は崩壊しています。これは世相的に必要な動きであり、どんなに魅力的なキャラクターが多いこのゲームの世界でも「極道が幸せであってはいけない」という暗黙のルールがあるような気がしています。時代の流れとともにそこが色濃く反映されたものですが…ファンとしては「龍が如くっぽくない」と感じる方も多かと思います。自分はそう思いました。

まとめ

今回は真島吾朗についてのキャラクター解説の完結になります。2025年リリースされる龍が如く8外伝では、真島吾朗も御年60歳になります。さらに現在確定している設定は「記憶喪失」「海賊になる」など…彼の人生は本当に波乱万丈です。今後のシリーズが存続していくのであれば、そろそろここが潮時なのかもしれません。もう少しフューチャーされても良かったと思うくらいの良いキャラクターなので、少し残念な気もします。

以上、真島吾朗についてのネタバレキャラクター解説でした。

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