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なぜ日本でXBOXが売れないのか?「レッドリングオブデス」「GamePass」「洋ゲーイメージ」何が原因か考えてみた話

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自分が愛用しているXBOXseriesS。しかし、周りに持っている友人が少ない。「高性能!コスパ最強!」を売りにしてるんですけど、日本での人気がいまいち。今回は疑問に感じた「XBOX日本不人気」について考えてみました。

DRO

当ブログの運営者はXBOXseriesSユーザーですし、満足しています。決してアンチではありません。

実際に購入して使った率直な感想については下記記事をご覧ください。

目次

XBOXの日本での販売台数とシェア率が低い

たまごコンセプトアート

週刊ファミ通調べの統計を見る限りは2024年5月22日時点の累計販売台数が「Switch」(ノーマル、Lite、有機ELモデル含む)約3,280万台「PS5」(デジタルエディション含む)約556万台に比べると圧倒的に少ない58万台(seriesS、X含む)。シェア率換算すると全体の1.4%程度でした。

半導体不足で入荷数が少ないから?

これはPS5も同じことですが、本体で使用する半導体の不足が原因で在庫自体が少ないとのこと。しかしそれはPS5も同じ状況であって、両サイドとも一時期は在庫なしが多かったです。しかし、最近は店舗で両方とも見かけるようになりました。むしろPS5の品薄状態の時でも「XBOX見つけた」というネット界隈の情報のほうが多かった印象があります。

半導体の不足での供給量が致命的な「不買」の理由にはならない

取扱店舗が縮小されているから?

ただXBOX公式でもあるように「Amazon」をはじめとしたネットショップでは普通に置いてあります。他のメジャー機に比べて、イオンや一部量販店では取扱いを終了した店舗もありますが、ゲームを購入するのに実店舗で買う拘りってあまりないと思います。(ネットショップの配送が嫌という方はいますが)

取扱店舗の減少が致命的な「不買」の理由にはならない(ネットで買えるため)

上記を加味すると、これらは特に不買につながることではないと個人的に考えます。では、そのほかに「人気がない」理由として「可能性がある」項目をまとめてみました。

XBOX360時代の「レッドリングオブデス」が原因か?(RRoD)

STOP標識

XBOXの評判を著しく低下させたのは「レッドリングオブデス」(通称RRoD)と言われる「基盤故障」です。これは日本だけではなく全世界的に起きた不具合になります。一番騒がれていたのがその発生率の高さ。一説によれば50%以上の確率でこの現象が起こって、再起不能になるようです。(自力で治す猛者もいらっしゃいます。)

(公式ソースでは具体的な数値は3~5%と言われていたようですが)あくまで発生率については憶測でしかないので定かではないですが、瑕疵担保に分類される故障が多発するのはイメージがあまりよくないです。(レッドリングオブデスが出た場合購入から3年以内だったら無償修理が受けられたようですが、戻ってくるのに3週間くらいかかったそうです。)

異音やゲームディスクに傷がつく不具合もあった

またそのほかにも「ゲームのディスクに傷がついた」という現象が起きて、実際に海外では訴訟問題にもなりました。内部構成上の不備でしたのでこちらも対応をしたそうですが…「ちゃんと検品したの?」と疑いたくなる初期不良が多かったと記憶しています。(品質の信頼度が低迷してしまったと言われています。)

しかし、現在2024年で考えると昔のことです。現にXBOXseriesS/Xについてはこのような問題は起こっていません。(Sについてはそもそもディスク非対応なので物理的に発生はしません)

DRO

古参ユーザーからすれば「イメージはあまりよくない」という方もいるかと思います。

洋ゲーのイメージが強いのか?

オンラインゲームをする若者

Microsoftで提供しているソフトについては確かに海外ゲーム(洋ゲー)のラインナップは多いです。しかし、現在は日本のゲームの提供も「そこそこ」あります。ただ「専売タイトル」などに日本のゲームタイトルがないのは弱みかもしれません。(話題になった「Starfield」は洋ゲー)最近はマルチ展開もあり日本のゲーム(和ゲー)のラインナップは充実してきてます。

Game Passが仇となっている可能性?

低コストで200以上のタイトルが遊べる「Game Pass」。これを目的にXBOXを購入する人は多かったのでは?と思います。しかし、Game Passの中で圧倒的に利用者数が多いプランを購入すれば、PCでもプレイが出来てしまうんです。そうなると「別にゲーミングPCでやればいいか」というユーザーもいるかと思います。それに「洋ゲーが多い」というのも相まって「Game Pass確かにすごいけど、やらないやつばっかり」というユーザーもいるかと思います。

DRO

「龍が如く7外伝」など一部超人気日本タイトルが発売日にプレイできることがあるので何とも言えませんが…個人的には全く問題ないと考えています。

Microsoftのイメージと新型・価格改定

Microsoft本社

XBOXシリーズを販売しているのは超大型企業のMicrosoft。主戦上はあくまでPCになります。もはや何もしなくてもお金が発生する企業であり、昨今のゲーミングPCの発展もあるので、正直「コンソール参入する旨味があるのか?」と疑問に思うところもあります(Sonyについても同じことが言えますが)

新型はマイナーチェンジ版

10月に日本発売が控えている新型は「マイナーチェンジ版」です。シリーズXは「ディスクレス」化。シリーズSは「容量が1TBに増量(ホワイト)」という内容です。価格もほぼ変わらないようです。また米国では限定で2TB版のシリーズXの「Galaxy Black」が販売されますが、日本では未定です。PS5についても先日リリースされた新型はそこまで改変がなかったので、両社とも「つなぎ」のイメージが強いです。シリーズSの新型だったら、色に拘らなければ下記の「ブラックエディション」でいいと個人的には思いますが…

不買があっても問題ない?

あくまで憶測ですが、Microsoftがゲーム部門でこけたとしても「ノーダメージ」なイメージがあります。公式でもゲーム産業については「後ろ向き」な印象を持つ発言が多かったりします。実店舗の販売経路の確保率についてもそこまで「買ってください」というような姿勢は感じられないように見受けられます。

価格高騰が続く

これはXBOXだけではなく、PS5にも言える点です。単純な経済状況ということは素人の自分でも理解が出来ます。コンソールゲーム機の海外取引の場合は全て「ドル本位」で売買がされます。仮に円市場で価格を据え置きにした場合、円市場に買いが走り、「狩場」になってしまいます。それを防ぐ意味でも本体代の高騰は「仕方がない」ことだと個人的には思います。ただ、高いです。

XBOX新価格
  • Xbox Series X :66,978円 (税込)
  • Xbox Series S 1TB (ブラック) :49,978 円 (税込)
  • Xbox Series S (512GB) :44,578 円 (税込)
DRO

高いですが、PS5はもっと高いです。(8万円)今後リリースが予定している新型Switchについても価格が注目されています(スペックで価格は変動しますが)

結論:性能では測れないタイトルの強み

任天堂キャラクター

現行機で言えばXBOXseriesXは「最強性能」です。ただし、価格も性能も劣るPS5に負けています。さらに言えばもっと性能が良くないSwitchに負けています。ここではっきりしたのは「性能ではなく、ゲームラインナップ」が重要であること。前項でも記載した通り「専売タイトルの強みがない」「洋ゲー専売タイトルは日本ではそこまで購買力を上げる破壊力がない」というのが最も妥当な理由だと思います。以前「ゲーム機とゲーミングPCどっちを買うか?」という記事でも触れましたが、「購入理由はやりたいソフトがあるかないか?」が一番重要だと思います。

まとめ

XBOXコントローラー

人気がない=ダメなゲーム機では決してありません。現に自分はXBOXseriesSを購入していますし、満足しています。なんなら今度出る新型Xに興味があります。自分は単純にやりたいゲームが複数あり、コスパが良いから満足しています。また「Game Pass」は「雑食系」や「洋ゲー好き」のゲーマーの方にはかなり良心的な価格設定で提供されています。やっぱり売れる売れないは「どのゲームタイトルが出来るか」なんだなと今回改めて思いました。

以上、XBOX日本で何故売れないか?についてでした。

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