今回はダイヤブロックについて、「最近おもちゃ屋で見かけない」ので現在販売しているか調べてみました。子供のころ、自分はレゴよりダイヤブロック派でしたのでずっと疑問に思っていたことを調べてみましたので、気になる方は参考程度にお読みください
ダイヤブロックとは
「株式会社カワダ」公式サイトより引用
株式会社カワダにより発売されている幼児向けブロック玩具です。発売は1960年代から続いており、全盛期は1980~2000年で、まちシリーズなど多くのバリエーションが発売されています。しかし2024年現在はおもちゃ屋でめっきり見かける機会が減ったと思います。現在はどのようになっているのでしょうか?
1980年代ダイヤブロックのマクドナルドなど、ラインナップが豊富で自分も欲しくてよく親におねだりしてました
販売はしているが過去作は入手困難
結論から先に書くと販売はしています。ただし、以前よりもかなり縮小されており、新シリーズは2024年9月発売の「いろんなのりもの」が公式サイトで販売されています。以前のようなラインナップは掲載されていないので生産自体はしていないようです。ちなみに現行商品も旧シリーズもAmazonで購入が可能です。
現在ロゴがアルファベットですが、自分の時代はカタカナで表示されています。懐かしい
現在は「ナノブロック」シリーズが主力
「株式会社カワダ」公式サイトより引用
ブロック自体が小さく細かく作りこみが出来る「ナノブロック」が現在の主力商品になっているようです。「推しの子」などの人気アニメ作品とコラボをしたり、11月現在も多くの商品がラインナップされて幼年層~若年層、大人も楽しめる商品として人気です。ジオラマのような精巧な造形もできるので自分もついつい欲しくなります。
ニーズに沿った商品ラインナップに転向していた
ダイヤブロックとダイヤブロックジュニアは商品としては新シリーズを発売しているものの、主力は「ナノブロック」で幅広い客層に柔軟に対応している印象です。しかし、ダイヤブロックもより安全に遊べるように商品開発を行い、幼年期の子ども向けに日々試行錯誤しているようです。販売量と販路が少ないのが残念ですが、購入することは可能なようです。
ダイヤブロックとレゴの違い
レゴはダイヤブロックとよく比較される「ブロック玩具」です。現在、おもちゃ屋さんで見かける頻度が高いのはレゴのほうです。よく比較されますが、違いについて簡単にまとめてみました。ちなみにうちの子はレゴ派です。
パーツの形状の違い
「株式会社カワダ」公式サイトより引用
ダイヤブロックとレゴの違いはブロックの形状の違いです。ダイヤブロックのほうが窪みと凹凸数が少なく、現行品は角の丸みがあり「幼年期向け」の作りになります。一方レゴは凹凸数が多く、パーツ種類が豊富にあります。この差はブロックを使って組み立てる際の細かさや作れるものに影響されます。
販売価格の違い
パーツの多さや販売元(ダイヤブロックは日本、レゴはアメリカ)の関係上、レゴのほうが販売価格が高い傾向になります。特に「電動」などのギミックがついている商品については標準価格は軒並み1万~2万円くらいになります。親の立場としては安いほうが良いのですが、ラインナップの豊富さと色々な形を作れるレゴは一緒に遊んでいても楽しいおもちゃではあります。
共通するのは企業努力を怠らない姿勢
「株式会社カワダ」公式サイトより引用
ダイヤブロックは日本製に拘り、幼児が安心して遊べる「品質」を重視して生産をしています。時代のニーズによって「ナノブロック」などの商品ラインナップを増やし販売をしています。一方順風満帆と思われがちなレゴも一時期はコスト高で業績が落ちていましたが、「生産コストの削減」を掲げ、増えすぎたパーツの見直しやパーツの再利用などを行い現在に至ります。玩具を販売するメーカーとして日々努力をしているわけです。
まとめ
今回はダイヤブロックの現在について調査しました。自分も子供のころ遊ばせていただいたブロック玩具で今回調べてなつかしさを感じつつ「時代の移り変わり」を感じてしまい少しノスタルジックな気持ちになりました。時代は変われど変わらないのが「思いやり」似た企業努力だなと感じたのも事実です。
以上、ダイヤブロックの現在についてでした。
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