今回は「アフィリエイト」の効率的な運用方法を実体験に基づいて記事にしました。その中でも「商品リンクを作成してAmazonや楽天、Yahoo!の商品を紹介したい」方向けの記事になります。初心者でも収益化を見込める汎用性の高い方法になりますので参考程度にお読みください。
- 物販系アフィリエイトの効率的な始め方
- Amazonアフィリエイトの最短スタート方法
- さらに収益を伸ばすプラグインの活用
もしもアフィリエイトはブログ初心者から使い続けられるASPです。
アフィリエイトをスタートするには

アフィリエイトは「ASP型」と「物販型」に大きく分けられます。今回は「物販型」を利用して収益化を図る方法を検討します。ASP型と物販型の違いは下記のような違いがありますので頭に入れておきましょう。報酬発生条件や報酬単価は各案件によって変わります。
- 1案件ごとの該当商品、サービスが対象
- 報酬単価がやや高め
- 該当商品やサービス以外は成果にならない
- ハードルが高い

指定の商品やサービス以外は対象外なのでハードルが高いです。基本的に購入費用が高かったり、サービスが習い事だったりすると購買層が狭まります。
- ECサイト(Amazonなど)の商品が対象
- 報酬単価が低め
- 紹介した商品以外を購入しても成果になる
- ハードルが低い



薄利多売だとしても収益化をするチャンスがASP型よりあります。これをうまく活用していくのが今回の記事の目的です。
物販型は紹介した商品以外でも成果対象になる
物販型が流行っている理由がこれです。各ECサイトによって条件は違えど、Amazonなどは「リンクをクリックした後、Amazon内で24時間以内にカートに入れた商品」が対象になります。途中でブラウザを閉じたり別のリンクを踏むと権利がなくなりますが、かなり広い範囲で成果対象になるのが利点です。



ASP型も設置してますが、圧倒的に物販型のほうが成果数が多いです。
Amazonを制する者が物販を制する
あくまで持論です。当ブログの場合は「Amazon物販が全体の9割」を占めます。自分自身もAmazonは他のECサイトに比べて価格帯が安く使い勝手が良いので愛用しています。ECサイトの売上高もAmazonが1位になっています。ですので当ブログでは「Amazon」を主力として物販型のアフィリエイトに力を入れているわけです。
物販型は「商品リンク」を利用する【重要】
上記のようにAmazonや楽天などのECサイトの商品を紹介する時に利用されるのが「商品リンク」になります。よく見かける「Amazon、楽天、Yahoo!」のリンクボタンが付いたおしゃれなカード型の商品リンクです。これを記事内に効果的に設置することによってユーザーがクリックしやすいようにします。
アフィリエイト準備:もしもアフィリエイトに登録する


もしもアフィリエイト公式サイトより引用
物販型のアフィリエイトをするために個人的におすすめな方法が2つあります。1つは「もしも完結型」と「もしも+Pochipp連携型」です。それぞれの具体的な手順は後術しますが、その前に共通して利用するもしもアフィリエイトについて簡単に説明をします。
もしもアフィリエイトでAmazon物販を使うことが出来る
もしもアフィリエイトは「ECサイトの物販型アフィリエイトの提携が可能」なASPサイトです。Amazonの本家(アソシエイト)は審査前の条件が「180日以内に3件1円上の売り上げを出さないと審査が始まらない」(以下180日ルール)仕様です。もしもアフィリエイト経由のAmazonアソシエイトは「一般的な審査が即時開始」されて審査基準もやや甘めになっています。
- 報酬支払条件が発生額5,000円以上
- 本家は審査完了後も180日ルールが適応される
- 審査条件が厳しい
- 開始も継続も難易度が高め
もしもアフィリエイトの良いところ
Amazonアソシエイトのハードルを一気に下げるだけが強みじゃありません。もしもアフィリエイトの場合は初心者にとって有利な状況でアフィリエイトを使える条件が整っています。1つのASPサイトで複数の案件や物販管理が出来るのが最大の魅力です。180日ルールは関係なく安心して自分のペースで運用が出来ます。
- 報酬支払条件が発生額1,000円以上で払い出し可能
- 他のECサイトやASP案件と合算して売上を管理できる
- 180日ルールは適応しない
- 簡単にAmazonを利用出来る
もしもアフィリエイトで準備を完了させる
無料で登録をして、まずは主要ECサイト「Amazon、楽天、Yahoo!」の提携を完了させます。これで報酬が発生した場合はもしもアフィリエイト上で報酬を管理することが出来ます。他にも多彩なASP型案件がありますので、提携しておくことも可能です。
物販型おすすめ①もしも完結型【初心者向け】


最もシンプルでもしもアフィリエイトの登録だけで完結する方法です。ブログ初心者からスタートする場合は余計な費用もかかりませんので、まずはこの方法を試してもいいと思います。以下が準備するものになります。
- もしもアフィリエイトの登録
- もしも内のECサイトの提携



WordPressユーザー以外でも利用が出来ます
もしもアフィリエイトの「かんたんリンク」を使うだけ


Amazon、楽天、Yahoo!の提携が完了したら、後はTOP画面から「かんたんリンク」をクリックするだけでいいです。検索より商品名、またはAmazonの商品サイトのURLをコピペして該当商品をクリック。細かいボタン配置設定などを設定したら後はブログ内に貼り付けるだけで完成です。
この方法のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
もしもアフィリエイトだけでいい WordPress以外でも使える プラグインが不要 デザインがシンプルで使いやすい 無料で完結できる | 毎回もしもにログインする必要がある クリック率などの管理ができない ボタンのカスタマイズ性が低い 価格表示がな Yahoo!の報酬単価が低い |
もしもアフィリエイトで完結するシンプルな方法なので準備時間が圧倒的に少なく済みます。一方でカスタマイズ性能がイマイチだったりやりたいことの幅が狭くなります。ただ初期段階で物販型になれるという意味では利便性が高く効率がいいと個人的には思います。
物販型おすすめ②もしも+Pochipp型【初心者~中級者】


もしもアフィリエイトをベースに商品リンクをより効果的に運用するためにWordpress用プラグイン「Pochipp」を利用します。もしも完結型でも充分ですが、収益が発生してから次のステップアップに活用することをおすすめします。以下が準備するものになります。
- もしもアフィリエイトの登録
- もしも内ECサイトの連携
- Pochipp本体のインストール
- Pochipp Assistのインストール
- 楽天とYahoo!のID取得
- バリューコマースの登録(推奨)
Pochipp(ポチップ)とは


Pochipp公式サイトより引用
WordPress専用のプラグインで簡単に商品リンクをWordpress上で作成と管理が出来ます。無料版と有料版の2種類がありますが、基本機能は無料で使えます。ただ導入をするのであれば有料版の「PochippPro」のほうが効果が高いです。このプラグインを入れる目的と無料版と有料版の違いを解説します。
ユーザーがクリックしやすい商品リンク運用が出来る


↑こういうシンプルで使いやすい商品リンクが作れます。(上記は有料版、無料版は口コミ表示がありません)
かんたんリンクは非常に便利。正直これでよくね?とも思います。しかしPochippは「かんたんリンク」で足りなかった要素を補填してくれる優秀なプラグインです。導入すると出来るようになることは下記になります。
- WordPress内で商品リンクが作れる
- ダッシュボードで一括管理ができる
- 商品リンクのデザインがカスタマイズできる
- Amazon商品価格が表示/非表示できる
- セール情報を表示できる(無料は手動)
ユーザー目線で考えると「いちいちリンクをクリックしないと価格が確認できないのは不便」と考える人もいるかと思います。(自分はそう)ユーザーライクな商品リンクで購買意欲を高める効果があります。
他のプラグインだと色々と不便だった
プラグインだったら「Rinkerでよくね?」プラグイン以外だったら「カエレバのほうがよくね?」と言われがちです。確かにRinkerも非常に優れたプラグインだしカエレバもWordpress関係なく幅広くASPが登録できるブログパーツです。自分も始めは利用しようと思いました。ただ以下の理由でPochippが自分に適していると思ったわけです。
- RinkerはAmazonアソシエイト合格しないと検索が出来ない(楽天は可能)
- カエレバはAmazon検索自体が出来ない
- デザインカスタマイズにCSSが絡んでくる
- サポートが手薄
Amazonアソシエイト審査通過していたら…Rinkerはかなり使いやすいプラグインです。しかし利用できる機能面や有料版の利用料金などを比較するとPochippのほうがコスパが良くできる範囲が広いです。
Pochipp AssistでAmazon検索が可能
Amazonアソシエイトに合格しないとAmazon検索を利用できません。しかし、Pochippのサポートプラグイン「Pochipp Assist」を利用すれば審査に合格しなくても使えます。これが最大の強みであるのですが…このプラグインは無料版の「FREE」と有料版の「通常版」の2種類あります。違いは以下になります。
- 無料(FREE):1日5件まで検索(検索精度が若干低い)
- 有料(通常版):1日50件まで検索(検索精度が高い)月額180円
無料版の検索回数は毎日4:00にリセットされます。回数制限があるので自分のブログの更新ペースなどを考えて切り替えることをおすすめします。ちなみにAmazonアソシエイト合格後は不要になるプラグインですが…今回の運用ではずっと使う想定になります。



自分は有料版にしました。無料版は5件と少ないのと検索精度がかなり悪いと思います。
Pochipp Proはセルフバックで初年度1200円引き


Pochipp Pro公式サイトより引用
商品価格付きのおしゃれな商品リンクを作成するだけなら無料版で問題ありません。有料版は「分析機能」や「セール自動更新」などの機能が追加されて便利。以下有料版で追加される機能です。年額5,000円でさらにもしもアフィリエイトのセルフバックを使うと1,200円の報酬がもらえて実質初年度だけ年額3,800円で利用できます。
- クリック率レポート分析機能
- セール情報自動更新
- 口コミリンクの表示
- SWELLお知らせバー連携
- 商品画像のカスタマイズ
口コミリンクを踏んでも報酬対象になります。さらに開発にはSWELLの開発者の方が参加されているので、親和性が高く安心して利用が出来ます。クリック率レポートの反映はインストールしてから3日ほどたってから毎日。クリック率ページランキングは1か月くらいかかるようです。



レポートは便利だけど、分析項目は人によっては物足りないかもしれません。ただ集計が取れるだけ恩恵はあると思います。
Yahoo!をバリューコマースで登録できる
他のプラグインでも可能ですが、PochippでもYahoo!のアフィリエイトをバリューコマース経由で利用が可能です。もしもアフィリエイトで完結するのもありですが、Yahoo!ユーザーが多いブログの場合は少しでも報酬が高いバリューコマースを利用するのがおすすめです。
まとめ


今回はブログの収益化に欠かせない物販型のアフィリエイト運営についての記事になりました。あくまで個人の経験上の1つのテンプレートとして読んでいただけたら幸いです。長文でここまで読んでいただきありがとうございました。今後使用感についても記事にしたいと思います。
以上、物販型アフィリエイトのおすすめ運用方法についてでした。