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龍が如くシリーズをまだやっていない方へ:過去作を触れる場合の注意点【シリーズ概要とプレイ順番】

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今回はSEGAが誇る人気ビデオゲーム「龍が如く」をまだやってない方に向けた「龍が如くシリーズの概要」と「龍が如くシリーズ過去作おすすめプレイ順番」をまとめてみました。プレイを検討中の方は参考程度にお読みください。

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龍が如くはナンバリングとスピンオフ作品は全てオンタイムでプレイ済です。プレイをした上でおすすめの順番についてまとめています。

目次

龍が如くとは

龍が如く極み神室町

(「龍が如く極み1」神室町冒頭シーン)

2005年PS2で発売された「龍が如く」から始まるSEGAの大人気オープンワールド型アクッションRPGです。主人公は「桐生一馬」。かつて「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道です。彼が所属する「東城会」をメインに各派閥との抗争や人間模様を描いた作品になります。シリーズ化されて19年以上経っていますが、未だに続編がリリースされています。

アクションからコマンドRPGに変更された

「龍が如く7」で、完全にコマンド型RPGになりました。当初は「アクションがないなんてありえない」と批判が多かったものの後に評価が上がり、最新作「龍が如く8」についても同じ形式がとられました。8になってからは自分の「立ち位置」によって敵キャラへの攻撃範囲が変わったり、ジャストガードなどの一部アクション要素も追加されたので単調さがだいぶなくなりました。転職(ジョブチェンジ)も好評です。

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自分は個人的には「きれいな魔訶魔訶だなあ」と思いながらプレイしてました。

主人公の世代交代がある

※龍が如く8では桐生さんは白髪交じりで前髪をおろしてますが他シリーズは見た目が異なります。

桐生一馬が主人公を務めたのは龍が如く6までの話で、7以降は同じ東城会の末端構成員である「春日一番」が主人公になります。最新作8については「桐生一馬」とこの「春日一番」の「ダブル主人公」形式で物語が進行しますが、RPG化も含め刷新された要素の1つになります。(龍が如く7外伝は桐生一馬が主人公になります)

龍が如くの人気が出た理由

龍が如く6での一コマ

尾道を行く桐生 【龍が如く6より】

龍が如くは極道の世界を描くシリアスな展開が多い作品です。しかし、シリーズ化するほどの大人気作品になりました。これまでにない極道の世界を一般的にウケるゲームに進化させた作品としての特徴についてまとめてみました。

シリアスなストーリー展開

親殺しの罪をかぶる桐生一馬【龍が如く極より】

桐生一馬を中心に極道の世界を描くため、基本的には「シリアスなストーリー」展開になります。人の生き死にや抗争などドラマのような展開が待ち受けています。組織の対立や裏切りなど、大人でも思わず没入してしまう魅力がこのシリーズにはあると思います。そんな中で強い信念と圧倒的な武力で渡り歩く桐生一馬の姿に「男気」を感じてしまうのです。

風刺をきかせたサブクエスト

龍が如く0より、怪しい宗教の代表:ムナンチョ鈴木氏。後のタイトルで再登場します。

メインストーリーがシリアスな展開になりますが、サブクエストは「ユニークなエピソード」が多いです。怪しい宗教に潜入したり、身体と心が入れ替わった学生を助けたりと…どこかで見たようなオマージュ的な「おふざけ」がバランスよく散りばめられています。シリアスになり過ぎないように配慮されたコンテンツとしては、いい仕事をしてます。

豊富なミニゲーム

サブクエストと同様、寄り道要素になるコンテンツの1つです。麻雀や囲碁、将棋は標準で、タイトルごとの独自のミニゲームもあります。人気コンテンツで言えば「キャバクラ遊び」などが有名で、実際にゲーム中にフェイスキャプチャーキャラとして登場するためのオーディションが行われたりします。

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時代拝見を色濃く残しているのは「パチンコ」「パチスロ」などのギャンブル性が高いものが近年は実装できていないところです。

芸能人の声と顔(フェイスキャプチャー)の出演

龍が如く4から実際の俳優さんがフェイスキャプチャーで顔と声そのままで出演するようになりました。かなり再現度が高く、今では醍醐味の1つになっています。自分が圧倒的にクオリティが高くてハマり役だと思ったのは「龍が如く6」の「北野武」さんと「宮迫博之」さんです。両キャラともご本人のイメージがしっくり来て、役柄もめちゃくちゃいいんです。(ストーリーは賛否わかれますが)

上記で紹介した宮迫さんと、同タイトルで出演した藤原竜也さんは特殊な出演経験を持ちます。お二人とも3で声の出演をし、6で顔と声で出演をしました。どちらも全くの別人として登場しています。

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チョイ役でモブキャラを演じている方々もいます。探してみても面白いと思います。(元Bコースのハブさんや、鬼越トマホークの二人など)

ある程度の自由度

龍が如く極み神室町入り口

(龍が如く極み1 神室町にて)

基本的にはオープンワールドでメインクエストをこなす形式を取ってはいますが、章ごとに物語が展開します。そのため最初は行動制限が多めです。概ね14章構成で終盤の10章を超えると自由に行動が出来るのもシリーズ通しての特徴です。他の海外作品と比べるとフィールドはそこまで広くないですが、各都市のモデルになった箇所の再現性はかなりリアルに作り込まれています。これがライト層にも受け入れられた要素の1つかもしれません。

龍が如く8外伝は真島吾朗が主人公に

2025年2月には真島吾朗が主役で登場する「龍が如く8外伝」が発売決定しました!当ブログでは真島吾朗についてネタバレありになりますが、キャラクター解説をしていますので、ネタバレありで問題ない方はチェックしてみてください。※本編のネタバレ多めな記事なので閲覧注意です

「極みシリーズ」とは

龍が如く極み冒頭シーンより。PS2時代と比べ物にならないクオリティに進化

龍が如く1、2の完全リメイク版を「極みシリーズ」と呼びます。これはPS2で発売された両タイトルを新たなシステム、グラフィックで再構築した「フルリメイク」作品になります。(個人的にはその後発売された「龍が如く維新極」は極みじゃないと思っている派です)過去作を触れるのであれば是非とも極みシリーズでプレイをしてください。

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以後3~5は「リマスター」として次世代機版がリリースされています。ヌルヌル動きますが、細かい修正以外は基本当時のままです

XBOXのGamePassだと過去作が遊べる

ちなみにXBOXは全てのナンバリングタイトルがプレイ可能になっています。さらに2024年9月19日現在では「Game Pass」の対象タイトルに「極み1、2、3、4、5、0、6、7、7外伝」が入ってますので、少ない費用で最新作8以外のナンバリングタイトルは全てプレイが可能です。(ただしタイトルは英語版の「Yakuza」になっています。日本語対応ですが)

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※PS3でPS1,2のフルHDリマスター版はありますが、あくまでリマスターになります。気になったらプレイするのもありです。(ただしPS3が必要)

「極み2」の「狭山薫」変更は賛否あり

極2の狭山薫

大阪府警の「狭山薫」オリジナル版とはだいぶ顔と声が変わっています。【龍が如く極み2の狭山】

龍が如く3の時の狭山

かなり顔が変わっていることがわかります。【龍が如く3の冒頭の狭山】

旧作ファンからすれば「極み2はキャスト含め変更点が多い」(PS2当時は芸能人が声のみで出演、極み2の場合は声と顔が別の俳優さんにより出演)ことで賛否がわかれることがありました。特に議論の対象になっているのがヒロインキャラの「狭山薫」。彼女の声と顔が違うと批判されてしまいました。(自分は極み2の白竜さんのほうが違和感マシマシでしたが)

プレイする順番について

頭を抱える男性
おすすめプレイ順
  1. 龍が如く極み1
  2. 龍が如く0
  3. 龍が如く極み2
  4. 龍が如く3~7
  5. 龍が如く7外伝
  6. 龍が如く8

この順番が一番「龍が如く」に対する理解度が深まると思います。ここで議論になるのは「0」(龍が如く1以前のストーリー)のプレイ順です。「龍が如く極みと0どっちを先にやる?」といった問題になりますが、単純な話、「0のエンディングで1のネタバレ」がありますので、素直に「極み1」からプレイをおすすめします。さらに言えば「極み2」には「0」のネタバレがあるので上記順番がベストだと考えます。

個人的に龍が如くナンバリングの面白い順を考えてみた記事もあります。

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正直言うと「全部やったほうがいい」です。

0以外のリマスター版はスルーしても良い

全てやったほうがいいですが、古い作品に触れる場合は「インターフェースが古くてプレイが辛い」「環境を用意するのが面倒」だと感じる人が多いと思います。特にリマスター止まりのタイトル「3、4、5」はキツかったらスルーしてもいいと思います。「0」についてはPS4タイトルなのでそこまで古さを感じません。さらに0は、シリーズ屈指の「名作」ですので、是非やってください。

ただしナンバリングの知識が抜けていると8をプレイした時に人物の関連性を100%楽しめない可能性があります。まとめサイトやストーリーまとめ動画などがあるので、そちらで補填するのも手だと思います。

最新作8をすぐにやりたいけど時間がない場合

正直言うと、これは個人の評価で別れてしまう内容です。ですので、自分としては最低でも「6、7、7外伝」だけはやっていて欲しいなと思います。「6」は「桐生一馬」の集大成(ストーリーについては賛否わかれます)になり、「7」は直前ナンバリングであり「春日一番」とその仲間たちの出会いが描写されていますので必須だと思います。7外伝は7と8の繋がりの期間を描いた作品ですので理解度が深まるので必ずやって欲しい作品です。

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最新作を早くやりたい場合は「先に8をやってしまって、要所要所をさかのぼる」というプレイもありかなと思ったりします。

龍が如く7外伝はシリーズファンなら泣ける作品

ここで強く協調したいのは「7外伝は、絶対やっておいたほうがいい」ということです。これをやってるのとやってないのとだと、8への理解度と楽しみがだいぶ減ります。7外伝は「6と7の間」を描いた作品であり「桐生一馬が春日一番と合流するきっかけと理由」をより深く理解することが出来ます。また外伝なのにシリーズ屈指の感動演出があるので、個人的にはかなりおすすめです。

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外伝はめちゃくちゃ泣けるんですが…3をやってないと感動が薄れる可能性があります。(それでも泣けるかも)

シリーズはナンバリング以外にも多数ある

龍が如くに登場したキャラクターが多数出演する「龍が如く見参」「龍が如く維新」これらはそれぞれ「宮本武蔵」「坂本龍馬」を題材とした時代劇作品をアレンジしたものになります。史実とは違う解釈の作品ですが、ストーリーも非常に魅力があるものなので幅広く受け入れられている良作になります。

「見参」はリマスター・リメイクされていませんので、プレイ環境を整えるのが難しいです。「維新」についてはPS4で出て、後に「極み」としてリリースされましたが…個人的には「極み」ではなく、単純に制作エンジンが違うだけと思っています。(キャストは大幅に変更されましたが…)また「龍が如く版バイオハザード」と言われる「龍が如くOF THE END」は、時を経て注目が集まった作品ですが、当時は否定的な意見が多かった印象です。

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上記3作品は「アナザーストーリー」的な要素を含んでおり本編との関連性は低いです。

キムタクが無双する「JUDGE EYES」も龍が如くシリーズ

「キムタクが如く」と言われた「ジャッジアイズ」その続編の「ロストジャッジメント」はアクションRPGスタイルの龍が如くの正当な後継作品だと思います。主人公は木村拓哉さんが演じており、探偵として神室町で生活をしています。まだ2作品しか出ていませんが、非常に完成度が高く、アクションRPGの系統を引き継いでいます。またストーリーも良くできているので、人によってはこっちのほうが好きっていう方もいると思います。

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個人的には、「ジャッジアイズ」はかなりおすすめな作品になっています。

番外編:実写化作品もある

龍が如くは2024年10月よりAmazonプライムで実写ドラマが開始されますが、それ以前にも実写化されています。海外でのドラマ化もありますが、個人的には黒歴史としている「劇場版:龍が如く」があります。豪華俳優陣で龍が如く1を映画化していますが…詳しくは記事にまとめましたので、興味がある方はお読みください。

まとめ

秋葉原のSEGAゲーセン前

今回は龍が如くシリーズの概要とプレイ順番について記事にしました。

思い入れがある作品だからこそやってもらいたいのですが…ゲームは時間泥棒になりますので、プレイは計画的にやることをおすすめします。次回以降で最新作の補填情報などをまとめられたらなあと思いますので、その時もまたご覧いただければありがたいです。

以上、龍が如くシリーズ、過去作プレイ順番のおすすめと概要についてでした。

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