今回は子育てについて。特に参加率が非常に低いと言われがちな「父親」について記事にしました。自分も父親として現在2児の子育てに日々格闘しています。そんな自分が感じた「自分が父親と自覚した瞬間」についてまとめました。参考程度にお読みください。
現在4歳(もうすぐ5歳)と2歳の男の子の父親をやらせていただいています。
元々子供が好きな中年男性の個人的な意見です。これが全てで、他を拒絶することはありません。ある種「偏った意見」だと考慮の上記事をお読みください。父親の立場の方が読んだら「おまえ偉そうに何言ってるんだ?」と思うかもしれませんが、最後までお読みいただくとありがたいです。
父親と自覚する瞬間は人それぞれ
母親は子供を身籠った時点で自覚があるようです。それは間違いないし、全くその通りだと思います。一心同体の「ニコイチ」な関係性を母親と子供は産まれる前から築いています。その関係性を見て「いいな」と拗ねてしまう父親も多くいるらしいですが、「いや、ここは超えられない壁だろ?」と自分は疑問に感じます。それだけ妊娠と出産は凄いことです。それで築かれた絆があってこその「特別な関係」なんです。まずはそこを理解し尊敬することが大事だと自分は考えます。
自覚は「接すること」から始まるらしい
父親は出産が出来ません。子供を育てる中でスキンシップをして徐々に自覚を持つらしいです。自分の周りの先輩方はよく「お父さんって言われたとき」「子供を風呂に入れたとき」「一緒に外に出かけたとき」などタイミングはバラバラですが、単純に「子供と何かをしたとき」が多く見受けられます。そこで親子としての繋がりを実感するのです。
育児に参加したいけど何をすればいいかわからない
そもそも参加という言葉自体がナンセンス。育児は二人三脚でやるのが普通。とはいえ、役割分担がどうしても母親に偏ることが多いです。それは仕事をしなくてはいけないから。何もせずにお金が降ってくるような世界だったらあり得ないですが、悲しいことに仕事をしなくてはいけない。仕事の休みの日などに、いざ子供のお世話をがっつりしよう!と思っても「何を始めたらいいかわからない」というのが本音だと思います。父親も父親で実はこの現実が辛かったりします。
自覚する前に育児ができないのが一番の難題
何をしていいかわからないなら、自分で答えを見つけるのみ。嫁さんに教えてもらうなり、自分で調べるなり手段はいくらでもある。そこで「それはおまえの仕事だろ?」と言う輩はろくなもんじゃないです。それこそ自覚がない。ただ難しいのは「父親の自覚は子供と接して初めて自覚する」点です。自覚する前に接することを拒否してしまうと自覚が全く出来ない…矛盾しているように思われますが、これもこれで事実です。
育児に対する双方の見解
父親と母親として日常過ごす我々は置かれる立場が違うのは必然的です。それはお金を稼がなくてはいけないこと。これは各夫婦間で違いがありますが、大半が父親にあることが多いです。そもそも「男性の育児参加」という言葉が発生した理由にもなります。これは「子供を出産出来る・出来ない」「仕事の機会均等の不成立」もその原因の一部だと思います。
仕事で肉体的に厳しいはお互い様
フルタイムや残業で家にいる時間がほとんどない。身体もきつくて育児なんてと言う意見を散見しますが、やろうと思えば出来ます。自分もフルタイムで働いてますが、夜間で泣いたときにオムツ変えたり、あやしたりは出来ます。明日早いからって言っても嫁さんは24時間体制でやってます。だから肉体的にきついのはお互い様。そう考えると仕事があるっていうことで完全に拒絶するのは正論ではないと考えます。
お互い「〇〇なんだから、そっちがやれ」という考え方や振りかぶり方は良くないだけです。お互いを尊重したほうが楽しいと思います。
でもお母さんには絶対勝てない
父親と自覚するタイミングがいくら早くても、遅くてもお母さんには逆立ちしても勝てないです。勝ち負けの問題じゃないけど、確かに感じる「劣等感」が父親にあります。ただ父親として必要とされる「乳児~未就学児」の期間は「未来への自己投資」と考えて自分の存在をアピールするチャンスだと思うんですが…結構おざなりにする人が多いのかもしれません。この歯がゆさは父親でないと感じられない部分でもあります。(言い訳かもしれないけど)
固定概念はなくしてフラットに対応する風潮
しかし、最近土日などに遊びに行くと父親と子供の組合せが多いことに気が付きました。絶対数はわかりませんが、ただ自分が想像していた以上に子供と遊ぶ父親の姿が多いことに驚きました。(自分も含めてですが)積極的に子供と接する時間を設けている父親の存在が世間一般で言われているものより多いなと個人的には感じています。
奥様も出来れば旦那さんを信用して「言葉」ではなく「子供を任せる機会」をいただければありがたいです。
時間がない時の育児「間接的な育児方法」
それでも仕事が大変で「子供と接する物理的な時間を設けることが出来ない」方はいます。であれば父親として何をすべきかということは自ずと「間接的な関わり合い」を大事にすることではないでしょうか?自分が考えるのは以下のような方法だと思います。
①出来る家事は自分でやる
これは嫁さんが子育てに集中する環境を作ることに直結します。具体的に言えば「食事・掃除・洗濯」などを時間が合わない場合は自分の分だけでもやっておくこと。そうすれば少なからず嫁さんの負担は軽減できると思うのです。子供にやきもちを焼かないというのが意外と重要です。大人なんだから自分のことは自分でやるのが大事です。「子供ファースト」は必然的であり、そこを重視することで始めて同じ目線に立てると思います。
②嫁さんの話をよく聞く
自分が接していなかった時の子供の様子を聞くのはかなり大事。「〇〇が出来るようになったよ」「〇〇が嫌いだよ」など子供のパーソナリティは予め把握すると、いざがっつり接する時に役に立ちます。自分の嫁さんの場合はLINEで写真や動画を送ってくれたのはかなり嬉しかったです。ニヤニヤしながら仕事の合間に観れるのはかなりいいです。
③子供との接点を作る
時間的に子供に会えないのであれば寝ている子供の頭を触るなど「スキンシップ」をすることをおすすめします。余裕があったら「オムツ交換」は絶対やるべきです。「人は赤ちゃんのときに本当に何もできないのか」と実感が出来ます。そうすると必然的に嫁さんに対してリスペクトが出来ます。相乗効果しかないと自分は考えます。
経験から感じた子供の躾方法
ただいま育児真っ最中の自分が子供を「叱る」時に気を付けていることをまとめました。理想論に近いですが、常に頭に入れておくことで、ある程度冷静さを保つことが出来ています。気になった方は下記記事も一緒に読んでいただけると幸いです。
まとめ
偉そうに言いたいことだけ記事にしましたが、自分が出来ているか?はわかりません。嫁さんにもだいぶ負担をかけているし、自分がイライラしているときは随分嫌な思いもさせたと思います。自分が父親と実感した瞬間は「長男が産まれた瞬間」でした。母子ともに健康に彼を産み落としてくれた瞬間に、今まで生きてきた中で最大の「安堵と幸福」がこみ上げてきました。必然的に涙が滝のように流れベタラン助産師さんたちが大笑いしたのはいい思い出です。コロナの影響で立会が出来なかった方(次男のときは立会できませんでした)もいらっしゃいますが、貴重な体験をさせていただきました。
以上、父親が自覚を持つ瞬間と間接的な育児方法についてでした。
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