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ZV-E10ⅱ:旅行先でキットレンズが大活躍した話【SELP16502レビュー】

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今回は家族旅行でZV-E10ⅱを使った感想をまとめました。いろいろと行く前から試行錯誤をしてきましたが、実際行ってみた結果報告になります。前回の記事は下記になります。参考程度にお読みください。

CHU

今回は家族でUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)で撮影をしてきました

本記事には実際に撮影した作例が含まれています。無断転載、二次利用は厳禁とさせていただいております。ご了承ください

目次

SELP16502が大活躍した理由

Sony公式より引用

SONY公式サイト「SELP16502」より引用

キットレンズとして入っている標準パワーズームレンズ。前作に比べて寄り(50mm)の焦点にした時の画質が向上したらしいです。ズームレンズ全般に言えることは単焦点に比べると写真のシャープさや価格、F値などが不利な場合が多いです。今回の家族旅行での撮影については以下の点で個人的な評価がガラリと変わりました。

  • 動画はきれいに撮れる
  • 手振れ補正時の動画撮影
  • ズーム機能
  • 自撮りができる画角

パーク内ではこのレンズと単焦点レンズを携帯しました。レンズはボディバックに小さめのケースに入れておくと比較的安心です。自分はカメララップを念のため装備させてとらないときは極力カバーしてました。これがまた超便利。圧倒的におすすめです。

動画性能がかなり良い

任天堂ワールド作例

SELP16502:FL、16mm(一部モザイク処理)写真も十分きれいに撮れます

素人目ですが、動画については非常にきれいに撮れました。写真だと単焦点(SEL35F18)のほうがボケが強く出来たりフォーカスが当てやすかったりポートレート性能は落ちます。(それでもきれい)動画でSモード(シャッタスピード優先で120以上)にするとかなりブレずにきれいに撮れます。これはZV-E10ⅱの本体側の補正がついてることが関係しているようですが、全然使えるなと思いました。

CHU

リニューアル個所ではAFと動画適正化が図られているようです。なので動画は良好

16㎜の焦点距離でクロップ問題を解決できた

クロップサンプル

手振れ補正中の動画画角:16mm、アスペクト比16:9

4K60Pで撮影した際に手振れ補正をすると1.5倍画角が狭く(クロップ)なります。手持ちの単焦点レンズだとかなり狭くなって子供二人を同時に収めるには距離がだいぶ必要になってしまいます。上の写真(動画切り抜き)を見ていただくとわかるように、16mmにすることによってフルサイズ換算で:24mmx1.5=36mmなので十分背景を合わせて撮影が可能です。ただ補正中は自撮りは厳しいです。

CHU

歩きながらの動画撮影メインだったのでかなり助かりました

ズーム機能があれば気軽に寄れる

ズームアップサンプル

動画撮影時のアップ:50mm、アスペクト比16:9、対象距離約8m前後

パレード目的ではなかったのですが、ジェラシックワールド内でトリケラトプスが出てくるアトラクションなどで「もっと寄りたい」と思った時でもズームができます。ズームも電動なのでスムーズに稼働ができて、現在の焦点距離も画面上で確認ができます。子供も動き回るので効果的に利用ができたわけです。

写真なら自撮りができる

これも焦点距離の問題になります。今回は自撮り棒が使えないUSJならではの悩みでした。幸い「手持ちタイプのスティックは使える」とのことで、所持品のシューティンググリップを利用できました。これを使うと4人で肩を寄せ合っての写真撮影はできました。動画は補正を入れるとかなり厳しいです。詳細は下記をご覧ください。

日中の動画撮影は基本これで完結できた

動画サンプル

手振れ補正中の動画画角:16mm、アスペクト比16:9

とにかくレンズ交換をあまりできない環境なので、「動画メイン」の場合は特にこのSELP16502をほぼつけっぱなしで撮影ができました。ただ個人的に「小物やスナップを撮りたい」時にはやはり単焦点レンズを使いたくなりました。あと日が暮れた後は圧倒的に単焦点レンズSEL35F18のほうがノイズがなくて使いやすかったです。

CHU

日中に家族全員で撮ったり動画を回して、夜は単焦点に切り替えていました。

SELP16502の良いところ・悪いところ

SONYより引用

SONY公式サイト「SELP16502」より引用

キットレンズのイメージは「とりあえず付いてるレンズでしょ?」と自分も考えていました。しかしこのSELP16502はZV-E10ⅱと相性がかなり良いようです。個人的に使って感じた良いところと悪いところをまとめてみました。

とにかく軽くて小さい【良い】

プラスチックを含む素材になったため重さが「107g」とかなり軽量になりました。もともとミラーレス一眼のコンセプトの一つが「軽量」ですのでガッチリ合っていると思います。装着して電源を入れると自動で筒が伸びますが、それでも3cm程度伸びるだけなので携帯性はかなりあると思います。

CHU

マウント部分もプラスチックなところは人によってはかなりマイナスらしいです。

動画性能とズーム機能【良い】

前述した通りですが、動画はかなりきれいだし、ズーム機能ももちろんあるので望遠以外の用途ではかなり汎用性が高いと思います。キットレンズとしての役割を十分果たしていて「とりあえずいろいろなシーンで活用できる」標準ズームレンズです。焦点距離は16-50㎜、フルサイズ換算で24ー75mmなので使い勝手が良いです。

単品価格が安い【良い】

自分の場合はレンズキットとして購入したのですが、単品でも販売をしています。価格はかなり安い部類に入るので非常にコスパがいいと個人的には思います。ただZV-E10ⅱとの親和性はかなりあるものの機種によっては本体側の補正などで相性が多少悪い場合もあるとのことです。いろいろと吟味してみる価値はあると思います。

ポートレートは単焦点に勝てない【悪い】

素人目でもわかるくらいボケ感は少ないです。F値が3.5ー5.6で、ズームをするほどF値が上がります。暗所や夜に対してはF1.8に比べると弱いですし、ボケ感もそこまで強くありません。ただ被写体への距離を調整して16mmの状態で近づくとそこそこボケます。画質的にも若干もやっとした感じでSEL35F18の描写能力と比べると微妙だと思います。

CHU

F値を8くらいまで絞ると画質は良好。ただ絞れば必然的に夜間や暗い場所だとノイズがだいぶ上がったりするのでマイナスポイントだと思います。

結論:本体と一緒に買って大正解だった

これは完全に個人的な意見ですが「まずカメラになれる」「いろんなシチュエーションで撮影をする」欲求を満たすことができます。ボケ感やシャープさについては高価なレンズに勝てない部分はあるにせよ、スタンダードとしては自分は満足しています。携帯性などを考慮するとこれから本体を買うならキットレンズはありです。

CHU

ファーストステップ的にはありだけど、同じ標準ズームではタムロンやシグマとはだいぶ差が出るようです。(価格がそもそも違う)

まとめ

エントランス付近作例

今回は今更ながらキットレンズについて使用感を記事にしました。普段使いでも狭い室内や車内で重宝しましたが、クロップありきの動画撮影では現状レンズをあまり持っていない自分にとっては「使えるレンズ」として活用ができています。

以上、SELP16502レビューについてでした。

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