今回はミラーレス一眼の交換レンズ「SEL35F18」を購入したので、その素晴らしさについて記事にしました。自分の思い描いた写真が撮れてしまうコスパ最強のEマウントレンズについて購入を躊躇している人がいたら是非とも参考にしてください。前回の記事は下記になります。
素人が撮影しておりますが、作例で掲載している写真の無断転載、二次利用は一切禁止しております。予めご了承ください。
SEL35F18は神レンズ
SONY公式サイト「SEL35F18」より引用
ミラーレス一眼を買ってよかった!と改めて思わせてくれるレンズです。何故なら素人が撮ってもボケ感が半端なく出るから。スマホのAI補正とはまた一味違う光を取り込んだ自然なボケ感が最大の特徴。ポートレートから風景まで幅広いシーンで活躍できる優秀なレンズなのです。
35mm焦点が丁度いい【作例】
Pモード:クリエイティブルック「FL」 撮影場所:リビング(昼)で撮影
単焦点なのでズームは一切出来ません。その代わり焦点距離が35mm(フルサイズ換算で52.5mm)なので標準域として汎用性が高く肉眼で見るのとほぼ同じで直観的に撮影が出来ます。毎日日常を撮影する自分にとってはこの「汎用性」と「手軽さ」が嬉しい点です。ズームが必要な場面はレンズを切り替えるという考え方になります。
室内で子供を撮影する時は気持ち離れて撮影すると画角に収まります。
F値1.8の恩恵がすごい【作例】
Pモード:クリエイティブルック「FL」 撮影場所:リビング予備照明のみ(夜)で撮影
以前の記事で触れましたがF値の恩恵がはっきりわかります。室内、ポートレート撮影、暗い部屋の中は特に感動もの。F値が低いので光をかなり集めてくれます。ISO補正も少なく済むので歪みなどが無く綺麗な写真がバシバシ撮れてしまう…キットレンズしか使ったことがない素人な自分には強烈な感動でした。まじで神
こんな素人が撮ってもそれっぽい写真が撮れてしまう!
手ブレ補正がレンズに搭載されている
レンズ自体に光学手ブレ補正がついています。ZV-E10ⅱ本体側の手振れ補正「アクティブ」(クロップして電子補正をする)ではなく「スタンダード」(レンズの手振れ補正機能)を使うことが出来ます。つまり動画モードで画角が狭くならない状態で手ブレ補正が効くということです。歩きながら以外はスタンダードで撮影できるのはかなり恩恵があると思います。
ZV-E10ⅱの動画撮影モードでは4K60Pだとアクティブで1.5倍、スタンダードで1.1倍とクロップ(画角が狭くなる)します。
APS-Cレンズの中では抜群に安い
SONY公式サイト「VLOGCAM ZV-E10 II」より引用
人気の理由の一つに安さがあります。とは言っても標準価格は5万円後半で安いと言っても相対的には高いです。しかし他のレンズはもっと高額なので、「レンズとしては破格」と捉えられることが非常に多いです。特に自分のような素人にとっては「いつまで続くかわからんからなるべく安く」と思いがち。ただこの価格を出して世界が変わるとなれば本当に後悔が全くないです。早めに買って良かったと思っています(むしろ本体と一緒に買えばよかった)
Eマウントレンズのラインナップで高額で高性能なレンズはGシリーズがあります。価格は倍以上に跳ね上がります
レンズキットと比べてみた
左:SEL35F18(本体装着) 右:パワーズームレンズ
自分が本体を購入したときは標準規格の「パワーズームレンズ」と「望遠レンズ」の「ダブルレンズキット」というセット品を購入しました。単純に近距離も遠距離も撮れる環境をなるべく安く揃えたかったという理由です。単焦点レンズは「明確な目的」があって購入をしたほうが良いと知ったのでそうしました。ここではそのパワーズームレンズとの比較を簡単にしてみました。
大きさはSEL35F18のほうが長めです
明るさとボケ感が最大の違い【作例】
Pモード:クリエイティブルック「FL」 撮影場所:リビング(昼)で撮影
光の取り込み量がキットレンズがF3.5に対してF1.8と倍量の差があります。必然的に全体の明るさが増すのでISO補正が少なく済んで、全体の画質のノイズがない綺麗な写真が撮れるわけです。相乗効果としてボケ感が出ますし、モニタ越しにピントを合わせるとボケボケの状態から瞬時にクリアで美しいボケ感ありの画像に代わります。
フォーカスを手前と奥で切り替えが瞬時に出来るのでこういう写真も撮れます
単焦点は自分で距離を作る必要がある
SONY公式サイト「E 35mm F1.8 OSS」レンズ構成図より引用
ズーム機能がないので被写体を画角におさめる場合は自分で動くしかありません。ここをデメリットと感じる人はむしろ少なく、撮影が趣味の方は「単焦点の醍醐味」と評価します。自分も例にもれず、この距離をとる作業がいかにも「写真を撮ってます」といった楽しみになってしまっています。
最短距離は0.3mなので寄りすぎると撮れないです。ただ焦点距離もあるので近寄る必要がないと考えるのが正解かもです。
動画手振れ補正「アクティブ」では画角が狭い
唯一のデメリットかもしれないけど動画で手振れ補正を「アクティブ」にするとクロップ(画角が狭くなる)して画角が狭くなります。しかしレンズ単体の手振れ補正の「スタンダード」で問題ない場面が多いのであまりデメリットになりませんが、アクティブは歩いて動画を撮影するときは利用する機会があると思いました。
シャッタースピード優先モードで60Pだったら120にすればより補正が出来る印象です。(明るさ調整には注意が必要)
写真も動画も気軽に綺麗に撮れる
単焦点レンズの魅力は「画角を自分が動いて決める」不便さなのかもしれません。さらに言えばスマホで撮影するときにあまりズームを使わない自分にとっては「よりスマホに近い感覚で撮影が出来る」というプラス要因がありました。(焦点距離によって被写体との距離感には慣れが必要)とにかく自然なボケ感が簡単に出せるSEL35F18は自分みたいな初心者にとっては神です。買って良かったと思いました。
まとめ
今回はどうしても欲しかったSEL35F18について記事にしました。結構沼にハマってきた感がしますが、一旦は今あるレンズで練習しながら写真や動画を撮ろうと思います。(また他のレンズ欲しくなると思いますが)これで思い出を撮って、後で酒飲みながら観ようと思います(あまり飲まないけど)
以上、個人的神レンズSEL35F18の素人的感想でした。