今回はZV-E10ⅱの写真設定について記事にしました。この休み中毎日のように持ち歩き子供中心に撮影をしました。写真設定はお任せでも充分キレイに撮影出来ますが…色々と欲が出てきて試行錯誤をしながら楽しんでいます。ミラーレス一眼レフとスマホの違いと基礎知識について素人目線で感じた違いをまとめましたので参考程度にお読みください。過去回は下記になります。
ミラーレス一眼の基本知識
スマホでも綺麗な写真や動画が撮れることは周知の事実。しかし実際にミラーレス一眼で撮影すると世界が変わる。それらを情報として感じてはいたものの実際に使ってみると全く違うものだと実感が出来ます。ミラーレス一眼レフを触れる際に知っておきたい基礎知識をまとめました。
イメージサイズとは
イメージセンサーは大きければ大きいほど写真の面積(画角)と色情報(光の取り込み量)が増えます。スマホは「1/2.3型」の最小クラスでZV-E10ⅱなどのミラーレス一眼は約4倍の「1.0型」です。光の取り込み量が多いと下記のような利点が生まれます。AI補正で近いエフェクトを加えることが出来るけど…正直素人目でも雲泥の差がありました。
- 画角が大きく広い範囲が撮れる
- 暗い場所も綺麗に撮れる
- ぼけ量が増える
- 明暗がはっきりする
画角が大きいと家族で写真を撮るときに取りやすいのもありますし、レンズ交換でさらに拡張することも可能です。ぼけ量が多いポートレート撮影が子供を撮影する時の楽しみになります。
レンズの焦点距離について
レンズは大別して「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」に分かれます。ズームレンズは焦点距離の範囲が記載され、単焦点レンズは1つの距離のみ記載されます。焦点距離はレンズの中心点とセンサーサイズとの距離を指し、距離が近いと広い範囲で写せて距離が遠いと狭い範囲で遠いものを大きく写すことが出来ます。距離が近いものを広角、距離が遠いものを望遠と呼びます。表記は原則一眼レフ基準で表記され、ミラーレスはこの値を1.5倍して考えます。(キャノンは1.6倍)
- 20~35mm:広角
- 35~85mm:標準
- 85mm以上:望遠
フルサイズ(一眼レフなど)の20mmレンズを付けるとフルサイズ換算で20x1.5で30mmになり、フルサイズの30mmで撮影した画角と同じになります。
運動会などの場合は概ね200~300mmの望遠レンズで対応することが可能だそうです。
F値について
スマホを使ってきた我々にとって聞きなれない「F値」。全く無知な自分にとっては何を指している数値かすらわかりませんでした。F値は単純に光量を指す指標で低ければ低いほど光量が多いです。光量が多いと「暗い場所に強くなる」「ボケが出しやすくなる」という利点があります。また全体の明るさにも関係があります。
- 背景をぼかしやすい:F1.4~2.8
- 手ブレを補正しやすい:F4~5.6
- 全体のピントを合わせやすい:F8~11
単焦点レンズで光量が多い(F値が少ない)レンズは背景をぼかしたポートレートが撮りやすいレンズで個人的にめちゃくちゃ好きな写真が撮れます。
F値とISOとシャッタスピードについて
F値は光量で、ISOは明るさ補正、シャッタースピード(以下SS)は被写体を捉える間隔でこれらは相互関係にあります。(ISO補正が低いほどSSが多くできる等)ただ素人の自分にとってシーン別でベストな配分の判断が今は出来ません。なので便利なのが撮影モードでオート化することです。特にISO感度についてはプロの方でもオート設定の方が多いようです。絞り(F値)優先か、SS優先かの問題になりますが、人によって好みが分かれるようです。
絞り派とSS派でプロの方の意見が分かれるところです。撮影モードで当てはめるとAモードかSモードになるようですが、自分はおすすめオートかPモード(プログラムオート)を選びます。
シーンに合わせた調整が必要
色々な設定値があり、それらを組み合わせることによってシーン別の被写体を撮影するものだということがわかりました。なのでがっつり撮影方法を学びながら、まずはカメラに慣れることから始めるのが良いと実感したわけです。しばらくはオート+プリセットのエフェクトを利用しながら自分の思い描く写真を撮りたいと思います。
写真を撮る喜びを感じたばかりですが、本格的に勉強をしたいと思ったわけです。やはり知らないでやるよりは知ってやるほうが納得が出来ます。
ZV-E10 IIの写真撮影が楽しい
ZV-E10ⅱで撮影(クリエイティブルックFL:Pモード)
半分動画目的で購入しましたが、写真を撮ることがとにかく楽しくなります。何故ならオートで撮影してもそれっぽい写真が撮れるから。撮影を重ねていくと「ここをいじったらどうなるんだろう?」という好奇心が沸いてきます。現状試行錯誤した中で写真撮影のおすすめを紹介します。
とにかく始めは「おまかせオート」
ZV-E10ⅱで撮影(おまかせオート)
これは全ての値をカメラが勝手に判断してくれるモードです。これだけでも自分のような素人は「すごい!」と感動出来ます。しかしスマホのAI補正のポートレートモードなどでぼけ補正に慣れていると「あれ?あまり変わらない」と感じる点が多々ありますが、失敗しない撮影が出来るのがこのモードだと思います。
特にレンズキットに付属してくるパワーズームレンズだとF値が高いのでボケ感が出ますが、AI補正に慣れていると拍子抜けするユーザーもいるようです。それでも十分キレイに撮影は出来ます。
クリエイティブルックで個性的な撮影
SONY公式サイトより引用
クリエイティブルックを活用すると、10種類のプリセット補正が簡単に付けられます。モノクロやフィルム感があるモードもあるのでこれがかなり楽しいです。反面、撮影モードの「おすすめオート」では使えないので、「P(プログラムオート)」「A(絞り優先)」「S(シャッタスピード優先)」「マニュアル」から撮影モードを選ぶことになります。
自分は「FL」をPモードで使っています。フィルム感がある色合いがお気に入りですし、Pモードだと殆どオートでやってくれるので楽です。
まだまだ素人だからオートが手放せない
ZV-E10ⅱで撮影(クリエイティブルックFL:Pモード)
正直子供を撮るときに環境を考慮して調整は出来ません。素人ですから。なので自分は「可能な限りオートにする」ことで持ち歩きをしています。少しずつミラーレス一眼の撮影のコツや撮り方を学習してから徐々に微調整が出来るように続けていけたらと思います。これがまた楽しいのです。
超万能レンズ「SEL35F18」で世界が変わる
SONY公式サイトより引用
ZV-E10ⅱ利用者で愛用者が非常に多いレンズがあります。SONYの単焦点レンズ「 E 35mm F1.8 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL35F18」です。焦点距離は標準くらいでポートレート撮影などではそのF値の恩恵をフルに活用した「ぼけ感が感じられる写真」が撮れます。人でも風景でも遜色なく撮れる丁度いい画角なのでスマホと歴然の差を感じたければこれを買え!と多方面で声を聞くことが多いです。今一番欲しいのがこれです。
我々オート勢が歓喜するF値の恩恵が受けられるとのこと…めちゃくちゃ欲しい。キットレンズの次はこれで決まりです。
まとめ
ZV-E10ⅱで撮影(クリエイティブルックFL:Pモード)
今回はミラーレス一眼の基礎的な情報を記事にしました。と言ってもまだ購入して一カ月たってないので勉強中の知識を整理しているような内容になります。しかし、ミラーレス一眼を購入検討されている方にとって少しでも役に立てれば幸いと思っています。とにかく自分はSEL35F18が欲しいです(撮影慣れろ)
以上、ミラーレス一眼の基礎知識についてでした。