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ノートPC用モバイルバッテリーの選び方:ちゃんと充電できる条件は確認すべき【PCが対応してないと無理】個人的にはAnker 737 Power Bank一択

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今回は本業で色々と注文が多かった「PC用モバイルバッテリー」についてまとめてみました。モバイルバッテリー含めた「商品選定に必要なこと」をまとめましたので、参考程度にお読みください。

目次

モバイルバッテリーの選び方

最初から結論を言うとモバイルバッテリーは主にCタイプのUSBを利用したPD(PowerDelivery)給電(最大100W)を利用します。なので、このPD給電が出来るPCでないと使えません。※タイプAの場合はPD給電ワット数が7.5WなのでPC本体が空の場合は給電が出来ない機種が多いです。

まずPCがPD給電に対応しているか確認する

確認方法は本体側の刻印で判別は可能ですが、確実性を考慮すると一番おすすめな方法はメーカーに問い合わせ、もしくはメーカーのサイトでご自分のPC品番を検索して仕様を確認することです。その際に確認したいのは下記3点になります。

  • PowerDelivery対応かどうか
  • 充電可能な最低W数
  • バッテリーの容量

この部分を確認すれば自分のPCがPD対応かどうか確実に確認が出来ます。バッテリー容量も併せて確認しておくと選択するモバイルバッテリーの参考になりますのでおすすめです。

DRO

ちなみにAmazonのkindleFireなどはそもそも急速充電は出来ない仕様になっています。

65W出力のモバイルバッテリーを選ぶ

PC側での充電は必ず45W以上、おすすめは65W出力対応のモバイルバッテリーになります。上記で調べた「PC側のPD給電最大値」範囲内で、かつ45W以上でないと「本体バッテリーが空の場合」充電が出来なくなる、もしくは「急速充電、または充電自体が出来ない」可能性が出てきます。仮に本体側が30Wまででバッテリー側が65Wの場合だと給電されるのは30Wになります。概ね現行機は45W~65W対応が多いので将来性も加味すると65W以上をおすすめします。

バッテリー容量は20,000mAh以上の大容量タイプ推奨

概ねPC側のバッテリーの容量を見るとWindows機だと6,000mAh程度(Macは15,000程度)かと思います。この容量を上回るバッテリーを選ぶことをつよくおすすめします。何故なら表記通りの容量を充電出来ないからです。これは電圧(モバイルバッテリーが3.7Vで、USB規格が5Vになり変換するときにロスが発生する)の問題で「mAh」の容量のロスが発生するので「20,000mAh」フルで充電することは物理的に不可能です。メーカーによってこの「ロス」が違います。メーカーサイトなどで概ねの充電回数が記載されている場合はそちらを参考にしたほうが良いかと思います。

PD給電を無視するなら蓄電池の選択もありかも

モバイルバッテリーは諦めて、蓄電池を所有するのもあり。ただ携帯性はモバイルバッテリーと比べると悪くなりますが、PCの充電ケーブルをそのままさせるので便利。他の家電にも給電が出来るし、災害時用にも利用が出来ます。当ブログでおすすめしているのは以前も記事にした「Jackery」のポータブル蓄電池です。ただ現在人気があって在庫ないらしいです…8月下旬以降に在庫が出るという噂です。Max充電が87W(5900mAhバッテリーのレッツノートとか)なら2回程度使えます。(ただし3.1kgあるので携帯用としては不向きです)

無名メーカーは買わないほうがいい

これは先入観ではなく、事実です。PSE対応(安全規格対応)と記載があってもそれ自体が「誤表示」(偽もの)の場合があります。また容量を謳っていても電圧と電流が伴わず急速充電が出来ない場合があります。これは電化製品であるあるではありますが、無名なメーカーはスルーすることを推奨します。

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具体的なメーカー名は出しませんが、痛い目にあったことはあります。ただ精密機器なので初期不良品が届く可能性は0ではありません。初期不良があった場合に肝心なのはメーカーの「対応」です。

Anker 737 Power Bank一択

自分が買うなら「Anker 737」一択になります。バッテリー容量は「24,000mAh」でタイプCのUSBが2口とタイプAのUSBが1口の出力が可能です。容量がデカいMacbookproでも1回充電が可能です。電圧と電流バランスもよく、PD3.1にも対応しているので大半の機種に対して急速充電が可能です。(最大140W対応)価格帯は19,990円程度ですが、機能的に考えるとかなりコスパが良いです。容量のロスがかなり低いのもおすすめな点です。中華メーカーで2011年設立の若い企業ですが、日本法人であり、シェアと品質評価は高いです。価格もスペック的に考えて安い部類に入ります。

唯一の懸念点は「重さ」です。16cm×5cmの大きさで632gありますので携帯する場合は「ペットボトル1本くらい」の重量が加算されると想定することをおすすめします。ただ大容量のモバイルバッテリーは比較的重めのラインナップが多いので標準的と考えてもいいかと思います。

使いやすさとわかりやすさ、安定性がうり

©Amazon.co.jp

ディスプレイが付いていて現在の出力W数や残量がすぐに確認が出来るのが便利。リアルタイムの出力確認が出来るのがわかりやすくて個人的にお気に入りです。また保証期間が30か月あるので有事の際に長い期間対応が可能なのが嬉しいところです。メーカーも信頼のあるAnkerなのでこれ以外は特に視野にいれなくてもいいレベルの商品だと思います。(あくまで個人的な意見)

まとめ

今回はPC用のモバイルバッテリーについて記事にしました。外出が多い方でPCを持ち運ぶ方や、電源確保が難しいオフィスの会議室などに利用することが多いと思います。またBCP対策や災害時の非常用電源として利用は出来ます。(ただしコンセント差し込みは出来ませんが)

以上、個人的におすすめなモバイルバッテリーについてでした。

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