CHU-GIRIN

中途半端に使えるIT技集「中技林CHU-GIRIN」

プログラミング脳という言葉に、そんなに身構えなくていいよね:特に「親として」はというお話

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"この絵本でプログラミング脳を鍛えましょう!"

 

 

という触れ込みがある知育教材をよく見かけます。自分にも幼い子供が2人いるので、よくイオンの本屋さんでよく見かけます。毎回思うんですけど「プログラミング脳って何?」と思うんです。この業界では切っても切れない用語のプログラミング+脳…よくわからん…ということで今回は「プログラミング脳」という言葉について記事にしたいと思います。子育て世代の方で「これって何?」と違和感を抱いている同志に捧げます。

 

 

プログラミング脳の定義

 

物事をロジカル(論理的)に定義する思考パターン

 

…らしいです。どうやら。これをプログラミングに当てはめるのか…確かにプログラミングは「計画を立てて、ある目的を実行させるための手順、予定」という認識は確かにありました。これは論理的に構築する必要がありますので、意味合い的にはあってますね。ただこの解釈があっても、かなり広域的な意味合いで利用している書籍が多々あるなあと個人的には感じました。

 

「いや、確かにそうだけど、プログラミング脳、薄くね?」

 

って突っ込んでしまうものも中にはあります(ここでは割愛します。悪口良くない)しかし、これは直感的ネーミングなんですが、親の立場としては「非常に難解なものなんだ!」とか「これは子供に教えられないものだ!」と抵抗感を感じてしまう方も多いのかなと思いました。

 

プログラミング脳=専門性が高いもの?→違います

 

先ほどの触れましたが「計画を立てて、ある目的を実行させるための手順、予定」という定義からすれば、コードとか数式とかは全く関係なくて、単純に目的遂行のために何をすべきか?それをどのような手順で行うべきか?を予め考えることなので、日常生活レベルでやってることなんですよね。

 

 

一日の何気ない行動がすでにプログラミング脳を使ってる

 

・「明日遠足があるから早く寝なさい」

・「リュックの準備した?持ち物確認した?」

・「明日何時に学校に集合なの?」

 

はい、これプログラミング脳的発想ですよね。目的は「遠足に確実に参加して楽しむ」ということで、実行すべき手順は「体調管理の早寝」「参加のための持ち物準備とチェック」「予定時刻の確認」を「前日のうちに行うことで当日の作業工数の軽減とイレギュラー事項に備える」完ぺきにプログラミング脳だと思います。だから小難しいことではなく、「予定をしっかり組んで実行する練習」と考えれば結構すんなり入ってくると思います。

 

 

プログラミング脳を鍛える方法

 

「予定を組む」という行動は日常生活で練習する機会はいくらでもあると思います。社会的行動をする=予定を組むは必ずあることですし、そこの中で「効率性」「妥当性」などを追及していくことはその予定行動に対してロジカルに接することになると思います。普段何気ない行動に対してただ茫然と行うのではなく、上記のような「利便性につながる方法」を探すだけでも鍛えられるのではないかと思います。

 

玩具にも鍛えられるものがあった

 

そんな中で注目されているのが「ルービックキューブ」だそうです。これは6面の色を揃える玩具で、手先が器用になると良く子供の頃に買ってもらった方も多いと思います。これは論理的思考が非常に大事な玩具でもあります。色を揃えるために形を入れ替える、このパターンを面を揃えるためにどの手順で行うべきなのかを考えながら手を動かします。しかも元々の色の組み合わせパターンはランダムなので、毎回違うロジックで対応しなくてはいけません。自分はこれを「プログラミング脳養成ギブス」と呼んでいます。楽しみながら予測して面を揃えるってなかなかないですからね。ただギブスっていうのは「大体親から子供に半強制的に与えられたイメージが強い」だけです。気にしないでください自分の偏見です。

 

 

まとめ

 

自分も「子供たちにはいい教育をしたい、頭は良くなってほしい」って常に思います。それは親としての嵯峨だと思います。幸い親に似ず、頭いいなーと毎日感動してます。これは「親バカ」じゃなく「バカ親」なのかもしれませんが…特に長男に関してはパズルが大好きでして、これを買いました。(唐突に買わされました)

 

 

ちなみにこれ甘口で一番難易度低いんですけど…うちの家族で解けたの自分しかいなくて、しかも一回しかできませんでした…偉そうなことを↑で言っておいて、一回です。ちょっと落ち込みましたが、現在は次男のおもちゃとして活躍してます。(毎日元気よくぶん投げてます)

 

 

以上、プログラミング脳っていうけど、そんなに身構えなくていいよねというお話でした。