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【ゲーミングPC】動画編集用PCの推奨スペック:ミドルスペックのゲーミングPCを買えばいいと思った話【LEVEΘ最強説】

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今回は動画編集目的のPCについて記事にしました。この記事を書く発端は、そもそも「自分が今使っているPCでミラーレス一眼を使って撮影した4K動画を編集できない」ことでした。自分が現在リアルに「動画編集用のPC」を購入することを視野にした調査や考えをまとめています。同じ境遇の方は参考程度にお読みください。

目次

動画編集に適したPCとは

動画編集イメージ

動画編集用のPCに必要な要素は「GPU」です。GPUが必要なのだから必然的にその機能を最大限に発揮できる「CPU」と「メモリ」が必須になります。ただどの程度のGPUが必要なのか?が一番の悩み事かと思います。自分なりに切り分けを考えたら以下に大別できると思いました。

ハイスペックPC
  • 4~8K60~120p以上の10bit動画を編集する
  • RAW現像処理を一括で大量に編集する
  • 4K以上のモニタを利用する
  • エンコードを効率的に行いたい
  • AI画像生成を使いたい
ミドルスペック
  • 4K60pの10bit動画を編集する
  • 大容量のファイルの並行処理をしない
  • フルHD~2Kモニタを利用する
  • 多少エンコードに時間がかかっても気にしない
  • 家族の思い出保管であまり凝った編集はしない

4K動画で10bit対応の大容量ファイルを取り扱うにはGPUが必須。とはいえ、4K動画と言っても利用するモニタはフルHDでも可能です。(4Kでプレビューしながらやるに越したことはありませんが)4K描写が出来るか否か?でスペックは大別が出来ると言っても過言ではないと考えます。

CHU

キーになるのは「利用するモニタの大きさ」になります。

ハイ・ミドルスペックの境界線とは

境界線イメージ

持論になってしまうのですが、境界線のスペックは概ね「CPU」と「GPU」の種別になると思います。具体的な組み合わせは以下のような区別が出来るかと思われます。(表記はインテルとGeforceのみになります)

  • ハイスペック:CPU:Corei7、RTX4070以上
  • ミドルスペック:CPU:Corei5、RTX4060ti以下

かなり大雑把ではありますが、価格帯や相性込みでざっくりとこのように分けられると考えています。相性や拡張性でCPUは多少グレードが前後しますが、GPUはほぼこのような考えで問題ないかと思います。「フルHD環境か?4K環境か?」とざっくり切り分けて考えると頭が整理しやすいと思います。

CHU

価格帯もハイスペックは27万円以上、ミドルスペックは18万円以上はかかる買い物です。財布とも相談したほうが良いと思います。

ミドルスペック一択「時代はまだ4K全盛ではない」

おすすめイメージ

動画編集をプロ仕様でやりたい!高解像度の動画を編集したい!という方以外は基本的にミドルスペックのゲーミングPC構成がおすすめです。現在自分もこのミドルスペックのPCを検討しています。費用対効果ももちろんありますが、ミドルスペックを推す理由は下記になります。

ミドルスペックがおすすめな理由
  • 4K10bit動画も編集が出来る
  • RTX4060tiレベルのGPUが安くなった
  • 比較的安く購入が出来る(20万円前半)
  • フルHD環境だとゲームも楽しめる
  • 4K全盛のスペックはまだ超高額

購入して10年位持つなら高額でも良いと思いますが、GPUなど他のPCパーツの寿命は3~5年程度。そう考えると「3年ごとに買い替える」ことを念頭にしたほうが精神衛生上健全かと思います。パーツを組み替えながら延命処置は出来たとしてもGPUはパーツとしてはかなり高額な代物です。数年後4Kが全盛になれば必然的にパーツの値段も安定します。ミドルスペックで買い替えを都度検討したほうがコスパは良いと考えます。

CHU

思い出はあくまで高画質(4K10bit)で保管して、ある程度の環境で編集を楽しむことは可能です。PCの価格が安定したころに買い替えをすれば良いという考え方です。

モンハン需要でRTX4070は軒並み品薄に

ハイエンドのRTX4070以降のGPUは現在在庫がない状況です。モンハンワイルズが出る影響で軒並みハイエンドは枯渇しています。後は半導体の万年的な不足とRTX50シリーズのリリースで生産終了の煽りをモロに受けてしまいました。RTX50シリーズは4K対応とさらなるスペックアップが特徴的なシリーズとなりそう。価格が崩れるのを待つのがかなりきついのでRTX4070以降はターゲットされたのだと思います。

CHU

ミドルスペックコスパ重視の我々の場合はまだRTX4060tiが市場に出ているので買いのチャンスと言えばチャンス。

BTOパソコンのおすすめ構成

BTOパソコンイメージ

現在動画編集+ゲームが出来るミドルスペックのPCを物色しています。自分なりに考えた「今BTOでPCを買うなら」というスペック構成をまとめました。購入時に特に迷ってしまう項目も含めて詳しく解説したいと思います。おすすめ構成はざっくり以下のようになります。

おすすめスペック構成
  • OS:Windows11
  • CPU:Corei5~7、Ryzen5~7
  • GPU:RTX4060ti
  • メモリ:32GB以上必須
  • ストレージ:SSD1TB以上推奨
  • 無線:環境により

CPUについてはCorei5 14400、Corei7 14700Fなどが良く見かけるグレードです。Ryzen5 7500F、Ryzen7 7700がそれぞれ近い性能ですが、個人的には動画編集作業は断然Ryzen7 7700推しではあります。正直GPUについてはRTX4060で妥協してもいいレベルです。何故ならエンコードの処理時間にそこまで乖離がないから。ただ価格が下がっているので2~3万円追加してtiを追加したいところです。

CHU

動画編集メインだったらRyzen7 7700が一押しです。クリエイティブ作業でCorei7よりも性能がやや高めです(僅差ですが)

動画編集の場合はCPUはRyzen7 7700が良い

相性イメージ

ミドルスペックのGPUについては概ね「Corei5,14400」「Ryzen5 7500F」でも十分性能を引き出すことは可能です。ゲーム性能を重視した場合はこれで問題ありませんが、4K動画エンコードなどの効率、クリエイティブ作業にはRyzen7 7700が熱量やコスパが高くておすすめです。もちろんCorei7もコア数が多いので処理的には僅差になります

CHU

ゲームコスパ重視だとCorei5やRyzen5 7500F。動画編集重視ならCorei7やRyzen7 7700になります。

GPUはRTX4060ti8(8GB)で十分

Goforceイメージ

発売当初は価格が高く性能もあまり前シリーズとそこまで乖離がなかったことから不評だったRTX40シリーズですが、必要電力の低さと価格の落ち着きによって人気が吹き返しました。さらにRTX50シリーズのリリースにより生産が終了することもあり現在人気があるミドルスペックのGPUになります。フルHD環境で編集するのであればビデオメモリも8GBで十分です。

CHU

RTX4060tiは価格が安定してコスパが多少良くなりました。

メモリはDDR5がおすすめ

メモリイメージ

メモリは現在DDR5が新しいのですが、価格を抑えるためにDDR4を選択させるBTO業者が多いです。悪くはないのですが、同じ容量でもDDR5のほうが「転送速度」が違います。大体1.6倍の差があったり、価格は多少高いとしてもDDR5と4だとだいぶ性能が変わります。動画編集ではメモリが重要になりますので、DDR5の32GBが個人的にはほぼマストだと考えます。

CHU

ゲームだとDDR4との性能差はないです。CPUの世代や型式ではDDR5自体が使えないかったりします。あくまで動画編集に影響します

ストレージはSSD

ストレージイメージ

メインストレージはSSDで問題ありません。余裕を持ちたい場合は1TBがおすすめ。必要に応じて外付けで追加しても勿論いいですが…動画編集をする作業場として考えると1TBをメインストレージで置いておくと後々楽です。編集後のデータなどは外付けのHDDなどにバックアップなどをすることを強くおすすめします。データの保管やバックアップについては下記記事をご覧ください

CHU

メインストレージは1TBあれば安心。不足分を追加する場合は外付けで特に問題ない。そもそも2ndストレージを付けると高い

Corei7搭載はGALLERIAが良さげ

ドスパラ公式サイト「GARLLERIA」より引用

ドスパラの「GARLLERIA」のRM7C-R46Tを基本にして、諸所カスタマイズをしてみました。以前の記事では可能であれば「水冷式」の冷却性能が欲しいと言いましたが、正直言うと「メンテナンス」が発生するので慣れが必要かなと思い今回は空冷式にしています。その代わりグリスをグレード上げたほうがいいのは変わりません。カスタマイズしたのが以下(太字)になります。ご参考まで

  • OS:Windows11 Home
  • CPU:Corei7 14700F
  • GPU:RTX4060ti(8GB)
  • メモリ:32GB DDR5
  • ストレージ:1TB SSD
  • 電源:650W
  • CPUグリス:ナノダイヤモンドグリス
CHU

これで大体23万円。CPUをCorei5に落とすようであればドスパラMagnate-G MV-TiBでメモリとストレージをカスタマイズで18万円で買えるのでそっちでもだいぶありです。

Ryzen7搭載だったら「LEVELΘ」がコスパ最強【おすすめ】

今最も可能性があるPC。上記のスペックで唯一の違いは「Ryzen7 7700」になっている点。さらにデザイン性が高くてピラーレスモデル(側面2面がガラス張り)になっているのでインテリア性が高い。価格帯がこの構成でも20万円を切ってくる19万円なのでかなりコスパが良いと思いました。納期は2~3週間ですが、一番購入確率が高いPCです。金利0で48回払いも出来るのが嬉しいところです。自分はこれを買います。※すでに買いました。

CHU

悩みに悩みぬいて、結局買ったのがこれでした。

まとめ

編集イメージ

動画編集が出来るPCについて考えたらミドルスペックPCにたどり着いたという記事でした。概ねミドルスペックで全く問題がなく、逆にハイスペックを必要とする環境は今の世の中的にはプロ仕様です。しかし、今後4Kが主体になっから再度購入を検討したほうがコスパがいいと考えます。とりあえず自分はパソコン工房でLEVELΘを購入したので、使用した感想を後日書こうと思います。(まだ届くまで時間かかりますけど)

以上、動画編集用のPCを考える話でした。

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