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ZV-E10ⅱ:コスパ重視で写真と動画のバックアップを初期費2万円弱で構築した話【現状の結論】

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以前から定義していきた写真と動画の運用について、いろいろと迷いましたが、ある程度納得した上で最適化したのでここで紹介したいと思います。あくまで個人的な考え方ではありますが、参考程度にお読みください

運用はあくまで一例です。自分のような撮影頻度の方には響くと思います。

目次

データの整理の考え方

頭の整理

まず考慮すべきは「どの程度の容量を保存するか」というところ。つまりは現状把握からアプローチすることが重要と考えます。そこから自分のこれからの撮影イベント(子供を対象ならそのイベントなど)を考慮して撮影頻度、容量増加率を考えていきます。整理すると手順は以下です。

  • 現状整理:撮影目的、頻度、容量(実績)
  • 将来仮説立て:イベント、頻度、容量(予測)
  • 必要な環境の整理:データ保管先と運用方法
  • 必要な環境の構築

現状整理

HDD

まずは自分が「何を目的に、どれくらいの頻度で、直近1年どれくらい容量を消費しているか?」を整理しました。自分の実例から以下のようなサンプリングが出来ました。

  • 目的:子供の日常とイベント
  • 頻度:週末、イベントで増加傾向
  • 容量:写真200GB、動画500GB程度(4Kのみ)

将来消費容量の仮説立て

予定

現在子供が5歳と3歳。幼少期は特に記録を残す頻度が高いし、成長につれて増加します。ピークは小学3~4年生までと想定した場合、現在の消費容量が7~8年と想定します。(次男が3~4年生まで)子供への愛情が薄れるわけではなく親が関われる期間を想定すると一般的にはここまでと想定します。

将来的な容量:700GB×8年=5.6TB

必要環境整理

環境

データ保管で重要なのが「バックアップ」一般的に2~3か所に物理的に分けるのがセオリー。コストや消費容量である程度分岐が出来るけど、最終的にたどり着いたのは下記運用です。

写真
  • ①メイン:自宅PCの外付けHDD
  • ②バックアップ:Amazonフォト(クラウド)

対象:すべての形式の写真データ(RAW、JPEG)

写真は鉄板のAmazonフォト一択。データ容量制限がなくアマプラ会員費用だけで出来る。さらに言えばうちの場合リビングでキンドルスティックを利用してテレビで閲覧ができるので共有もできるので他は考慮しません。

動画
  • ①メイン:自宅PCの外付けHDD
  • ②バックアップ:ポータルHDD+衝撃・防水防火対策

対象:4Kマスター動画データのみ

基本的に撮影は4Kで撮っているのでフルHDなどは考慮しません。マスターデータとして4Kを残す理由は「子供たちが将来閲覧する、また編集にある程度耐えられる画質」を考慮しました。現状はフルHD一択ですが、拡張性を考慮するとマスターデータは4Kだけで十分だと考えます。

なぜ動画をクラウドにバックアップしないか?

なぜ?

単純にランニングコストで妥協しました。ただ純粋なバックアップ目的であれば「クラウドアーカイブ」はかなりおすすめです。AWSの最下層プラン(S3 Glacier Deep Archive)だと最大5.6TBになったとしても年間9,980円(現在のドルレート)で済みます。ただ共有目的では利用できないので、あくまでバックアップ前提になります。

クラウドアーカイブ挫折理由
  • コスパはいいけどランニングコストがかかる
  • 導入までの手間
  • バックアップに12時間程度かかる

Googleフォトだと5TBで43,200円、10TBだと81,600円かかります。安全性を考慮するとこれはこれであり。ただ面倒であり、費用は最小限にしたいと考えました。

それでもクラウドに保存を考えるなら

クラウド

フルHDでイベントのみや日常のショート動画を作成してミニマムで保管を検討しても良いかもしれません。Amazonフォトで200GBまでなら有料プランでGoogleフォトと同じくらいなので写真と一元管理はありです。イベントのフルHD+日常はショート動画を作成して容量削減を実施するかは別途検討中ではあります。

HDDの安全性担保

安全性

あえて自宅での保管を選択しましたが、これは最後まで悩みました。クラウドが圧倒的に有利であり、ローカルでのバックアップ保管は「自宅以外の別のロケーション」(会社や親せきの家など)が最適ですが、自分の場合はどれもできない。であれば最低限災害があっても生き残る可能性を高めることに注目しました

動画保管の災害対策
  • 耐久性向上(ポータルHDD+耐衝撃ケース)
  • 防水防火対策(防災袋に収納)
  • 保管場所(浸水対策のため2階)

持ち出しを考慮すれば玄関先で防災グッズと一緒に保管も良いと思います。生活サイクルで考えると人がいないことが多い。であれば浸水、崩壊を考慮すると2階が良いと考えました。これは個人差があると思います。

実際に用意した環境

実際に買ったやつ

シンプルイズベストな構成に落ち着きました

定義した容量と環境を考慮して必要な設備を用意しました。さらに段階的に容量を増加するのを想定して「現在必要な容量」を購入し運用を様子見するようにあえて必要容量を一気に購入することは避けました。トータルコスト的には想定最大量で購入すべきですが、運用方針が変わったり環境が変わることを考慮しました。

メインHDDとポータルHDD

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メイン外付けHDDは4TBで利用してます。バックアップ用は「携帯性とある程度の耐久性」を考慮してポータルの2TBを用意。あくまで耐久性は「耐衝撃ケース」を追加することで担保しますが、ある程度です。精密機器には変わらないので扱いは慎重に行うことをおすすめします。

CHU

必要に応じて買い足すスタイルで最低限の容量を確保

ポータルの耐衝撃・防火防水

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理想は金庫などですが、やはり高い。さらに言えば重い。であれば携帯性を考慮しつつコストを抑えることを考えました。正直これも「最低限の配慮」として用意したのが本心です。ある程度の衝撃性、防火防水を施すことを主な目的にしました。

これらの用意をすることで2TBで20,000円を切るくらいのコストがかかります。HDDなので定期的な買い替えを検討すべきですが、クラウド運用より遥かに安く存続できるのが最大の利点です。

20,000円以下で環境が完成

メインの外付けは除外して、単純にバックアップでかかった費用は「ポータル外付けHDD」「衝撃ケース」「防水防火袋」で約15,000円くらい。AmazonフォトはAmazonプライム年会費で5,900円なので大体2万円弱で構築が出来ます。ランニングコストは毎年5,900円かかりますし、HDDはある程度の期間が経過したら買い替え、または買い足しが必要ですが、初年度としてはだいぶ安く用意できるわけです。

まとめ

アルバム

ほぼほぼ決定した方針ではありますが、どうしても運用は仮説に基づいた現状の答えではあります。ですので変更はある前提の話ではありますが、このような方法があるんだというような認識で参考にしていただければ幸いです。

以上、写真動画の保管方法についてでした。

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