今回はスマートウォッチの「Amazfit Active 2」のレビュー記事です。Googleウォッチやappleウォッチが高いから買わなかったスマートウォッチ。比較的安めで高性能なものを見つけたので購入しました。参考程度にお読みください。
Amazfit Active 2とは

Amazfit公式サイトより引用
中国の「Zepp Health Corporation」製のスマートウォッチ。ラインナップの中では「フォーマルデザインのややスペック高いモデル」に該当する商品です。健康管理性能がかなり高く、機能面と品質面で考えるとかなりコスパが高い商品だと言えます。

健康管理が目的で買うならコスパ最強なラインナップが多し
トラッカーとしたら100点【出来ること】


トラッカーとしての機能、主に健康管理やアクティビティ管理など本来スマートウォッチに求める機能がちゃんと網羅されています。スマホ連携をしてアプリで計測データを管理して、着信やアプリ通知も表示ができます。最低限のことは出来るようになっていますね。
- 心拍数
- 運動管理
- 睡眠管理(質、覚醒回数)
- 健康アドバイス(アプリ)
- Bluetooth通話
- スマホの各種通知
- AI音声操作対応
- 長時間バッテリー
- 動作がスムーズ
健康管理が豊富で秀逸


日々の歩数やカロリー消費の可視化や管理はもちろん、160種類の運動にも対応。運動量は基本的に「心拍数」をベースに計算するとで、かなり正確な数値が出ます。ストレスチェックや睡眠時間と「質」を計測してくれるので日々自分の状態をリアルタイムに確認ができるのでかなり使っていて楽しいです。



食事を写真で撮るだけでカロリー計算してくれる機能が結構精度が高くて個人的にかなりおすすめ
心拍数センサーが上位機種と同じ


「Amazfit Active2」公式サイトより引用
コスパの良さを感じるのが、上位機種と同じ最新の「BioTracker™ 6.0 PPGセンサー」を搭載している点です。制度がかなり高く、24時間監視することが出来るので心拍数を正確に計測することができます。運動量を図るときの確実な指標になりますので、個人的にはこれだけでも「買い」と感じる機能です。
Zeppアプリがそこそこ優秀で便利
無料の「Zepp」アプリがとにかく優秀。デバイスの登録も簡単だし、日々の計測結果をホームで確認が出来て便利。カロリーは現時点での消費と食事を登録すると「あとどれくらいカロリーが取れるか」を表示してくれます。食事登録は写真で撮ると勝手にカロリー計算をしてくれますし、精度もそこそこ高いです



食事登録は写真登録→テキストで分量を変更してカロリー計算が手軽に管理できてかなりおすすめです
バッテリー長持ちで動作がスムーズ


これが一番良かった点です。フル充電してちょこちょこ弄るだけなら1日10%くらいしか減りません。ヘビーユーズで(心拍数モニタリングを5分に一回やほかのアクティビティを利用して)大体5日くらい持つそうです。画面をスワイプして操作するんですが、反応が非常にスムーズで快適に操作ができます。毎日使うものだからカクつくと一気に使う気なくなりますが、今のところカタログスペック通りで快適に利用できています。



機能差は多少あれどGoogleウォッチ3は最大24時間しか持ちません。
おすすめは「プレミアムバージョン」


Amazon.co.jpより引用
スタンダードとプレミアムバージョンの2パターンがあります。価格差が大体3,000円くらいで機能的な違いはないです。しかしプレミアムバージョンは「サファイアガラス」と「レザーバンド」を使用してます。この価格差でかなり品質が上がるので自分はプレミアムバージョン一択でした。この点が最もコスパを感じた点でもあります。


ちょっと残念なところ【出来ないこと】


トラッカーとしては個人的には不満な点がないです。ただ、他のスマートウォッチに求める機能の中で「出来ないこと」や個人的に「ちょっと残念」だと思ったところをまとめました。商品の性能面では特に文句は現状ありませんが、共有します。
- Suica決済
- 体脂肪率管理
- 登録できる体重計が少ない
- 説明書がほぼなく始め困惑する
- オフラインマップが微妙
Suicaが使えない


Zepp決済は出来るものの、日本での利用や対応銀行などが少なく、現状「使えない」です。自分はもともとスマホで決済をやってるので特に不便に思いませんが、この機能を重視される方は非接触機構が違うので今後も多分使えないと思いますのでご注意を。
直接連携できる体組成計がほぼない【残念】


Zeppに登録できる体組成計は公式の1種類とXiaomi製の「M1 体組成計2」くらいしか現状ありません。GoogleAIの回答で「INSMARTの製品だと直接登録できる」と書かれていましたが、実際「260H」という品番の商品を購入したけど登録出来ませんでした。公式アプリとの連携も不可です。(Googleフィットには対応)下記商品リンクは連携できないけど、標準アプリが優秀なのでおすすめではあります。


登録できた!という報告がある商品は軒並み在庫切れで買うことができないのがかなり不満ではあります。「Zepp life」という名前が似ているけど全く別アプリ経由すればアカウント情報で連携は出来るものの、こちらのアプリに対応している商品も極端に少なく在庫切れが多いです。



割り切って体重や体脂肪率は別アプリで管理して、体重だけをZeppに手入力してます
体脂肪率が手入力できない


対応している体組成計が少ないって話をしましたが、もっと困ったのが「体脂肪率をZeppアプリに手入力できない」点です。体組成計と連携すれば体脂肪率を連携できるそうですが、手入力ではできません。この点はGooglefitと同じだなと思いました。ダイエットを重視する人は体脂肪率も併せて管理がしたいと思うところです。また体脂肪率の計測機能がついた「Amazfit Balance」もありますが、Amazfit Active2では非対応になります。



自分は体組成計専用のアプリで別管理をしてます。
とにかく説明不足が否めない


公式ソースを確認してもとにかく「説明不足」。ある程度の使い方は直感的に利用ができるし、チップスなどが搭載されているので不便はそこまでないのですが…人によってはこの点が結構不満点が多いようです。付属してある説明書にはバッテリー性能とアプリのペアリングのみ書かれています。逆についてないほうがいいのでは?と思いました。



一応公式サイトにはPDFファイルで詳しいガイドはあるものの、ちょっと分かりづらいです。
オフラインマップは使い物にならない


推し機能として紹介されていますが、実際はマップをダウンロードして位置関係を探るだけ。さらにインストールするのに30分くらいかかってしまうので、一部の個所のマップをいちいち長い時間をかけてインストールするんだったら特にいらない機能だと個人的には思います。もともと使う予定がなかったので自分はノーダメージでした。
総評:それでもコスパが高くて神


不満点を出してみたものの個人的には「買ってよかったもの」です。むしろスマートウォッチの基本性能と商品自体の品質で考えると「神」です。すべての機能を網羅した商品の購入もありですが、その分消費電力を食われてバッテリーが短くなりがちです。どちらを取るか?と考えると自分は断然「Amazfit Active2」をおすすめします。
まとめ


一部不満点はあったものの、コスパで考えれば「買い」なスマートウォッチだと思いました。ただ体脂肪率を管理したいという人には別アプリで対応してよければ断然買いですが、一元管理をしたい場合は…Googleフィットの親和性があるものの…本家のサービスがそろそろ終わることもあり、検討事項だと思いました。
以上、Amazfit Active 2についてでした。