今回は子供のイベント用に動画を撮影方法について真剣に考えてみた記事になります。子供のイベントを綺麗に撮って保管する方法を考えた結論をまとめました。参考程度にお読みください。
ビデオカメラとスマホを比較する
スマホは機能的にも画質的にもビデオカメラに匹敵するものが多数あります。しかし、明確に劣っている点が多々存在し、比較すると自分的には「ビデオカメラ一択」という結論になりました。以下はその理由と根拠になります。
スマホのデメリットが多すぎた
- バッテリーと熱問題
- 長時間撮影に向いてない
- 光学ズームの圧倒的な性能の差
- 手ぶれ補正の精度
1番のウィークポイントは「撮影時間」と「光学ズームの性能差」です。スマホはあくまで電話。長時間対応は不向きです。さらに光学ズームもハイエンド機種ですら10倍程度でビデオカメラならフルHDだと50倍まで綺麗に撮れます。価格帯もフルHDなら5万円程度と考えると…動画撮影に特化するとビデオカメラ一択になります。
スマホのアドバンテージは手軽さのみ
- 常日頃持ち歩いている
- 撮りたい時に撮れる
- 共有が楽
スマホは手軽さが何よりの強み。ビデオカメラを毎日持ち歩くのは至難の業ですし、動画の共有も一部機種を除くとSDカードがないと話になりません。しかし、あくまで「イベント用」と考えて使い分けをするのであればビデオカメラを買うのは充分な機能性とコスパを両立した最良の選択肢になるわけです。
結論:イベント用にビデオカメラを買う
- 普段の日常動画:スマホ
- 運動会などのイベント:ビデオカメラ
以前スマホとデジカメの比較記事を書きましたが、ことイベント用の長時間撮影になるとビデオカメラ購入は個人的にはあり。というより必須になるわけです。次の項目からは、色々な商品がある中で「自分が購入するマスト条件」を記載していきます
ビデオカメラ選びの要点
ビデオカメラを購入する際に最低限確認すべきは「画像サイズ」と「光学ズーム倍率」です。さらに言えばメーカーも大事です。何故なら安くて粗末品をつかまされたら本末転倒。安いとはいえ3万円のつかえない4Kビデオカメラを買っても使えなかったら意味がないです。個人的要点は下記になります。
PanasonicかSonyどちらかでいい
極端な話、この2大メーカーのどちらかを選べば損はしません。他の格安メーカーは4Kと表記があるのに画質が悪かったり、すぐに壊れたりすると書き込みがかなりあります。スペックや機能の差があれど、ほぼこの2大メーカーで完結しています。「使いやすさ」「値段」「メーカー信頼度」電化製品で必要な要素が揃っていれば大丈夫です。
付属品は必ず必要になる
本体撮影容量は概ね64GBの機種が多いです。しかし動画を他の媒体に移したり、多めに動画を撮りたい場合はSDカードの購入は必須です。コード接続やWi-FiやBluetooth経由で転送は出来ますが、買ったほうが便利です。また安定して撮影をするためには三脚は購入優先度が高めです。
4KとフルHDどちらがいいのか?
単純にこれは「画像サイズ」の話。必然的に4Kのほうが画質はいいです。何故ならサイズが大きいから。引き延ばしにも対応が出来て粒子が細かい分粗さが低いので4Kのほうが圧倒的にきれいな動画が撮れます。しかし、条件として4K対応のモニタやテレビがないと恩恵が感じられにくい点があります。(もちろんフルHDよりきれいに映りますけど)普及されているモニタサイズが多いので現状主流とされているのは「フルHD」だったりします。ただ、4Kの強みは「フルHDサイズでも撮影が出来る」点です。大は小を兼ねるような話ですが、拡張性は高いと言えます。
画素数はフルHDで200万前後、4Kで800万画素あれば十分きれいな動画が撮れるのです。
4Kの特徴とおすすめ機種
SONY公式サイトより引用
メリット | デメリット |
---|---|
きれいな動画が撮れる フルHDサイズでも撮れる デジタルズームにも耐えられる 将来的に主流になる可能性がある | データ容量が大きい モニタがないと恩恵が少ない 光学ズームの倍率が低い 本体価格が高い |
4Kモニタやテレビが普及しつつありますが、未だにメジャーではありません。何故ならフルHDだけでも充分に綺麗に表示されたり、インチ数が大きいモニターやテレビの設置場所がなく恩恵を感じて購入する層がそこまで多くないという点が挙げられます。必然的に「選ばれた人の趣向品」というイメージが未だにあります。しかし圧倒的に画質は高いことは事実ですし、将来性が高い点を考慮すると、下記のような方におすすめではないかと思います。
- 4K環境が既にある人
- 子供のために少しでも画質が高い動画を残したい人
- 将来性を考慮する人
FDR-AX60
4Kで使いたい機能はほぼ出来るビデオカメラ。広角も26.8mmもあるので屋外でのイベントも広い視野でワイドモードで動画を撮ることが出来ます。20倍の光学ズームに対応しているので問題なく子供の顔が取れて非常に便利。ショート動画シェアなどの便利な機能もあるし、手ブレ補正が神レベルに高いのでもうこれがあれば十分な気がします。ファインダーがあるタイプですが、要らなければ「FDR-AX45A」で十分です。価格と重量が軽くなるのが嬉しい点
欠点がなくて悩ましいです。あとは価格ですね。正直言うと個人的には「FDR-AX45A」一択な感じがします。(いい動画を残したいので)
フルHDの特徴とおすすめ機種
Panasonic公式サイトより引用
メリット | デメリット |
---|---|
現行のモニタでは不満点がない 光学ズーム倍率が高い 価格が安い 本体サイズがコンパクト | 4Kサイズは撮影出来ない 将来性がない 50インチ以上のモニタなら4Kに勝てない |
現状ビデオカメラではメジャーな商品です。フルHD以上のサイズの動画が撮れなくても「4Kサイズは別にいらない」のであればこれ一択です。何故なら安いからです。圧倒的に差が出るのが光学ズーム倍率と本体サイズです。4Kの場合はレンズが大きいのでこれらが劣ります。自分のようなライト層であればもうフルHDだけでいいと思います。将来的に4Kがメジャーになれど、そこまで動画が粗いとは考えにくいので個人的には問題ないと考えます。
- 4K環境がなく興味がない人
- 高画質でなくても現状楽しめれば問題ない人
- とにかくコストを抑えたい人
HC-V495MーK
約304gでとにかく軽いです。手ぶれ補正が5方向から効くので持ちながら撮影が出来て楽しいです。アプリ経由でSNSシェアが出来る機能や、サムネイル用に動画撮影中に写真が撮れるのも嬉しいです。50倍の光学ズームに対応しているので全く問題がなく非の打ちどころがない機種でもあります。ちなみに最新機種「HC-V900-K」は12/13発売です。画素数が600万でフルHD、光学24倍ズームだから4Kっぽい機種。フルHDだったら495Mでいいやって思ってしまいます。
Panasonicの良いところはズームと音声です。正直操作は難解だったり、手ブレ補正はSonyのほうに軍配があがります。ただコスパを考慮すると入門としては全然ありだと思います。
番外:ミラーレス一眼という選択肢もあり
Amazon公式サイトより引用
ビデオカメラは動画特化で長時間撮影では一択なんだけど、「写真も動画もきれいに撮りたい」という場合はミラーレス一眼も全然ありです。特に動画特化のミラーレス一眼と言えばSonyの「ZV-E10M2」4K60フレームで動画が撮れるし何より連続撮影が可能。かなり使える初心者向けなミラーレス。
価格は本体で12万円程度だけど、レンズは着脱式なのでレンズセットがおすすめ。特に望遠を検討する場合は「ダブルレンズセット」に付属している望遠レンズは必須。そうなると価格は上がってしまうんですが、4Kビデオカメラに2~3万円追加すれば変える価格帯。趣味の幅が上がって動画も綺麗に残せるのでかなりおすすめ。実際に購入したので気になる方は下記記事をご覧ください。
まとめ
今回はビデオカメラとスマホの違いについて、また購入の際の注意点をまとめてみました。個人的にはコスパを重視したいものの、将来性を考えると4Kでもいいかと思います。現状の財布の状況と環境を考慮して損をしない買い物を心掛けるのが何より大事かと思います。
以上、ビデオカメラの購入についてでした。