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ITリテラシーという言葉に違和感「低いって言うけど、別に気にしないほうがいい」【低いと言われた時の対策と注意点】

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今回はIT従事者として「ITリテラシー」について考えてみました。よく「低いので」と謙遜する人が多いですが、果たして高い低いは人の評価に値するものなのか?という疑問に業務レベルでアプローチしています。暇つぶしにお読みください。この記事では業務などでよく言われがちなITリテラシーという単語を「業務」レベルで考え対応をする方法を記事にしています。

DRO

自分はIT業界歴15年くらい(主にITサポートやコンサルなどを経験)の一般的なIT従事者です。

そもそも「ITリテラシー」って何?

PC画面

PC、通信、セキュリティ等のITに紐づける要素に対する理解力と操作能力のことを指す

一般的には上記の通りで、言い換えると「IT知識とPC使える?」という指標のようなものらしいです。最近よく業界でもこのような言葉が多く使われ始めた印象ですが、自分たちは特に気にしたことがないので知ったのも最近ですね。どちらかというと「ITリテラシーがない」人たちがよく使っている印象が強いです(他意はございません)

ITリテラシーが低いと何が起きるか

想定できるデメリットは単純に「PCが使えない」だけではなく、その人のPCが「セキュリティホール」になってしまうこと。ITリテラシーが低いのは決して「恥」ではなくて、「最低限のPC使い方とセキュリティ対策を理解したほうがいい」状態を指す言葉だと個人的には思います。なので「うちの部下はITリテラシーが低くて」と揶揄するような上司は、単純に「自分が部下に対してしっかりとした指導ができていない」と自虐的なことを言っていることと同じなので今すぐ止めましょう。自分の無能さを他人の悪口で表現するのはかなり恥ずかしいことになります。

ITリテラシーを高める=セキュリティを高める

セキュリティ対策にシステム基盤の構築を提唱する人が多いですが、それは半分正解で半分間違い。ほとんどのウィルス感染事例などのトリガー(原因)は「人の行動」になります。ウィルスの感染開始のトリガーのほとんどは「特定の行動」がキーになります。ですので怪しいメールなどの対応を正しい知識で処理をしないと強固なセキュリティシステムを組んでも簡単に突破されます。人的ミスを軽減する=ITリテラシーを上げるという考えが最も根本的なセキュリティ対策になると考えます。

ITリテラシーが低いと言われた時まずやること

STUDY

ITリテラシーが低いことは気にすることはないですが、最低限の知識を得て業務レベルの操作は必要です。「恥じる必要はない」ので細かいことでも初歩的なことでもわからない場合は勝手に操作せず、まずは確認をすることをおすすめします。ここでは基本的な「ITリテラシー」の向上の方法を説明します。

まずは自分で確認・調べる

操作方法やセキュリティに関する対処方法を確認する場合は、マニュアルやガイドラインがあるか確認をします。仮になかったときは情報システム部などに確認する前に、まず「Googleなどで自分で調べる」これが大事です。回答をすぐに求めて教えてもらうと人は覚えようとしません。ですのでこの「確認・調べる」というのはかなり重要です。この癖をつけておくと吸収力がだいぶ変わりますので、おすすめです。

自分で確認した内容を情シスに聞く

ある程度自分で回答が出たら、答え合わせをします。情報システム部との接点がなく聞くのに抵抗があるかもしれませんが、情シスの立場から言わせていただくと「重大なインシデントが発生する前に確認してほしい」というのが本音です。勝手に大したことがないと放置されて、後々大きなインシデントになってしまってからでは…対応も、改善する工数も比べ物になりません。下手したら情報漏洩になってしまったりPCの破損につながる可能性もあります(とりあえず確認することが大事です)

DRO

「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」とよく言います。ただノータッチで聞くだけだと自己成長の妨げになるのでご注意を

決して自己判断で勝手な行動をしない

これが一番重要です。かもしれない運転のような行動は控えてください。なんとなくで行動をしてしまうと致命的なエラーにつながってしまいます。かもしれない・思い込みはどの作業においても「エラーのもと」になります。仮にその行動をしてしまって情報漏洩などが発生した場合は…会社や事象によりますが「損害賠償対象」になってしまうこともあります。面倒くさがらずに何でも「確認」が大事ということです。

まとめ

今回はITリテラシーについて考えてみました。わからないことはまず確認する、調べることが大事。勝手な判断で行動してしまうと、とんでもないことが待っていることがあります。思い込み、知ったかぶりをせず「確実なソースの確認」をして効率的にお仕事をすることをおすすめします。(人間関係などで妨げられる場合があるので難しいかもしれませんが)

以上、ITリテラシーを業務レベルで考えた話でした。

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